【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

利益が上がると遊び呆けたりゴルフ場を買ったりする。

2016-03-08 19:58:21 | 引用
ファッション業界って入れ替わりが激しくて、流行になるのも早ければ、潰れるのも早い。10年も持てばいいほうじゃないでしょうか。私はそこにずっと疑問を抱いていて、なぜ潰れるのかを追求していきました。
いろいろな人を見てきて分かったのは、ファッション業界の人たちは利益が上がると遊び呆けたりゴルフ場を買ったりする。そういう経営者が多いんです。

一方、優良法人になったご縁でイワキメガネの創業者岩城二郎さんをはじめ、ファッション業界以外の方ともお付き合いが生まれましてね。そういう先輩経営者は非常に堅実な経営をされている。
だから私は銀行に頼らず、自己資本比率を高めて、利益を上げても一切配当しないですべて内部留保に回す。
そうやって地道に財務体質を強くしていくのと同時に、小さくてもキラリと光る特徴のある商品開発を心掛けていきました。

──経営の拠り所を
  しっかり持たれていたと。

リーダーにとって最も大切なのは、常にアンテナを張って的確な情報を得て、時代の変化を読み切る力。
読み切った上でうちの会社はこれしかないという道を選択していけば勝ち戦ができる。
それが長く発展していく会社の条件だと思います。

八木原保