【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

現場の卑屈な権威主義

2008-09-09 05:06:06 | IT土方(下層に棲息するヒトたち)
製造業とかに顕著だけど、現場の人間ってたまに視察にきたりするホワイトカラーがキライだ。オマエらにオレたちの気持ちがわかるか、オマエらの給料はオレたち現場の売り上げで捻出してんだよ、ぐらいに思っている。

本社と現場の軋轢ってのは、どの会社にもあるし、このミゾは永遠に埋まることはない。

ところが。。
現場の人間ってのはね、実はオソロしく権威主義でもあるんだ。
つまり、同じホワイトカラーでも、担当者レベルがやってくるとイジメるけど、おおよそ部長ぐらいのホワイトカラーがやってくると、いきなりコロっと態度を変えやがる。

オイラは現場のキモチもすごくわかってるつもりだけど、あの権威主義はなんとかしたほうがいいと思う。

具体的には、自分らの上長よりも上の階層の本社の人間がやってくると、とたんにペコペコする。


そんで、それがブルーカラーの格好の飲み会のネタになる。「オラが部長にひとこと言ってやっただ」ぐらいのことは言う。実際は直立不動で「はい、わかりました!」ぐらいしか言ってないのにね。

担当者レベルのホワイトカラーをいじめたときのネタはもっとキビしい。「現場を知らない若造が!」みたいな。


ああいうのみてると会社組織ってイマイチだなあと思うのね。以前、イトイ新聞で必死こいて「はたらきたい」キャンペーンやってたんだけどさ。
アレはいまいち、「はたらく」ことを美化しすぎだと思う。