【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

周りが求めること

2009-04-25 06:19:00 | メルマガ移行
【my格言】
-会社があって自分、じゃなくてさ、自分の生活のリズムの中に会社を取り込まなきゃ。(20080328)

(格言と本文とはほぼ、関係ありません)

 
 
 
現場で、結果さえ出せばそれでいいと思っている。僕ら凡人は。

じゃあ、「最良の」結果を出すためにはどうしたらよいか? を考えない。

外部から求められる結果ってのは、時を経て、少しずつ、ハードルが上がってゆくものだ。
それに気付かないヒトは、ホント多いよね。。

ずーっと同じレベルの結果を出し続けて、満足げなヒトたちは、周りの期待とのギャップに気付かない。
自身の向上がないから、いつかはその組織で必要のない人材になる。

「自分がやれる範囲」ばかりを強調して、それを周囲におしつけて、周りが何を求めているのか? ということに対してかたくなに目を背けているヒトたち。。

 
我々は、周りが求めているものに対して、敏感でなければならない。
そうすれば自然、自分の振る舞いも変わってゆく。

 
それはね、周りに「迎合する」ということじゃ、ないんだよ。
そのへん誤解しているヒトが多いから。。システム屋さんは。

 
もっと大きな話で、そもそも、求められる期待に対して結果を出す(そして、相応の報酬をもらう)のが、仕事だからね。。

独りよがりのアウトプットを出して、それを「買ってくれ!」と叫ぶのが仕事ではない。

 
  
プロスポーツ選手で一流のヒトたちは、はかったように同じようなことを話す。
いわく、
「若い頃は、前の日朝まで飲んでアソんでいても、次の日の試合で結果を出せた。」と。。

でも、いつかはそれではダメだということに気付く。

その気付きというのは、たとえば、自分よりもっと若いのが勢いだけで台頭してきたときとか。

 
そして、節制を考える。節制というのは継続のたまものである。才能だけで勝負してきたヒトたちは、一時的に一流になれたとしても、この段階で「継続」ができずにひのき舞台から消えてゆく。

 
そして最終的には、「24時間365日、○○(ここには、サッカーだの野球だのの競技名がはいる)のことを考えるのがプロであり、競争の激しいプロの世界で生き抜くにはそうするしかない」という境地に落ち着く。

自分で気付きを得て、葛藤を重ねた結果、その境地に落ち着くのが、一流。

 
 
我々のギョーカイは、プロスポーツほどはキツくない。(はっきりいって)

でも、明日もそのまた次の日も、今日よりほんの少しずつ良い結果を出してゆくためには、1日16時間ぐらいは、ずっと仕事のことを考えていなければならないと思う。

ま、休日ぐらいは、息抜きしてもいいだろう。
いや、休日は逆に、システムのことを考えるべきではないのかもしれないね。偏った人間になってしまいそうだし。。
ぜんぜん違う分野の本を読んだりするのが、いいのかも。

 
個人的には掃除をおすすめするけど。。
SEの生産性向上、SEとしてのレベル向上と、休日の掃除の質との関係性について、なんて、立証してみたい。

 
掃除のレベルの高いヒトはどんな仕事でもデキると思う。
デスクの周りとか、PCのデスクトップ、フォルダの中、あるいはプライベートを過ごす部屋とか、乱雑なヒトは生産性が高くない。

なにごとも「スッキリ」していたほうが仕事ははかどる。環境がスッキリしているとなぜかアタマの中もスッキリする。
これもアタリマエのことなのに実践していないヒトは多い。。 カンタンに実践できることなのにやらないのはもったいない。