【改題】ひとり公論(IT公論)

アラフィフとなりIT土方卒業したのでタイトル変更しました
こちらはどちらかといえば再録中心

サラリーマン!

2008-04-15 05:28:07 | IT土方(IT土方のスキルについて)
「どうせサラリーマンだから」とか、否定的に使われることが多い「サラリーマン」というコトバ。
あまりに否定的であるがために最近は「ビジネスマン」というコトバに置き換わりつつあるが、そうなるとその範疇にオイラは入ってきてしまう。オイラだってこんなチャラチャラしてはいるけれど、リッパに(笑)ビジネス・シーンで働いているわけだから。

「サラリーマン」ってのはつまりは「雇われ根性」ってことだ。でも、実はそれがどーした、ってハナシで、世の中の大部分の人間は雇われて暮らしている。つまり、サラリーマンは本来マジョリティ、多数派勢力のはずだ。


まず、オイラが「サラリーマン」を認めている根拠として。。
社交的でない、あるいは社交的になろうとしないのにサラリーマンになろうなんざ、ムシがよすぎる。

サラリーマンはイヤでもビジネス・シーンにおいて対面の人間と対峙しなければならない。それは「社交」そのものだよ。

オイラはリアルに「社交的」じゃなかったから、サラリーマンにはなれなかった。それだけのハナシなんだよ。こっちが上から目線でサラリーマンに「ならなかった」んじゃないんだよ。
と、いう自覚は、もっている。

そして、紆余曲折ありつつもこのギョーカイが、この社交的でないオイラをひろってくれたわけだ。
その頃は、「社交的」スキルはそれほど要求されていなかったからね。受け皿があった。

でも、コミュニケーション的に楽そうだから、このギョーカイに飛び込んだわけじゃあない。居酒屋のバイトと比べてハケンの時給が高かったから。それだけだよ、ホントに。
しかも、時給が高くてかつデスクワークでしょ。行くしかない、って思ったね。

「ハケン」のハシりだって、自画自賛してんだけど。。しかも男子はあんまりいなかったからね。
当時の差別感情は相当ひどかったし。


エンジニア(といっても自称IT土方だが。。)なりのコミュニケーションってのは、相当磨いた。それは別にやりたいから磨いたわけじゃなくって、生きてゆくため、ゼニを稼ぐため、家族を養うためにやっているに過ぎない。
この、エンジニアオリエンテッドなコミュニケーションってのは、営業とはまったく違うんだ。それが、誤解されているところだよね。

営業スマイルができなくとも、「社交的」にはなりうる。このギョーカイでは。
キーワードは、「誠意」だ。

そして、「このギョーカイ」とオイラがいっている「場所」は昨今、カンゼンに「ビジネス・シーン」となってきた。
つまり、ムカシは、オイラが棲息している、インフラの最下層は「ビジネス・シーン」ではなかった。隔離されたふきだまりだったんだよ。

オイラは「ビジネス・シーン」に侵食されているという感触をもってるけどね。エンジニアの聖域はもっと、守られるべきだと思う。
今はたぶん、「なんとか研究所」ぐらいしかないんだろうね。ド田舎の某リサーチパークとかさ。。


結論としては、IT土方含むエンジニアは、「ビジネス・シーン」の中の、「IT業界」(?)の中での「社交的」は意識しなければならない。

カンゼンに自分に閉じているヤツは「シーン」にすら出てくるべきではない。
オイラたちは「IT」を武器に仕事しているが、自宅でPCの画面とにらめっこして動かないヤツらとは違う
だから、自宅ではPCの画面とにらめっこ、ビジネスでは社交的に仕事する、ってのが両立できていれば誰にも文句はいわれないんだよ。

そこで、「自分はこうだから」とかハンパに「自分」を出してくるバカがいるから。。