金曜日は朝からガイドのお仕事。
秋の三宅島を楽しんで頂いている最中に貴重な光景に出くわしました。
この鳥の群れはヒヨドリたち。
秋になると本土のヒヨドリたちが南の越冬地へと渡りを行うが、その大群に遭遇しました
島で暮らすヒヨドリも一緒になって南下することもあるようです。
数年前に伊豆岬で見かけたことはあったが、こんなに数が多いのは初めてでした
この群れは流動的に群れの形を変えてまるでスイミーのように七変化しながら
急滑降で崖から海へと飛び出しました。
それはそれは圧巻でした
しばらく見守っていたが、途中でチョウゲンボウに襲われていたので、Uターンして
再び崖にもどって来た(笑)
飛んでる間は「ヒヨヒヨ」と鳴いていたが、一瞬で崖の合間に吸い込まれるように
戻って来て、まったく声も出さずに草地へと避難していきました。
その一部始終を見守っていたが、あっという間の出来事で何だったんだろう・・・
というような光景にゲストのTさんと一緒にあっけにとられた瞬間でした(笑)
その後、ヒヨドリを襲っていたチョウゲンボウがカラスに追いかけられていて
食物連鎖の厳しさを垣間見たような気がしました
島のおじたちは、こんな崖からいつも釣りを楽しんでいます(笑)
見ているだけで足がすくみそう???(笑)
島では「ひよどり凪」という言葉があります。
ヒヨドリたちがこの季節になると越冬地へと渡っていく日は決まって海は凪出そうな。
それぐれい快適な飛行ができるような日を選んで飛び立っていくのでしょうね
野生の勘とでもいうのでしょうか?
昨日から台風19号の影響で風が強いので、台風が過ぎ去った後に南下するかな?