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食料自給率アップ策?

2007年10月28日 | くらし
日本の食料自給率が史上最低を更新し続けているという話はよく耳にしますが、
昨年はついに39%にまで低下し、とうとう4割を切ってしまいました。
1965年が73%ですから、40年ちょっとで半減したのですね

たまたま昨日の新聞で目にしましたが、この食料自給率、地域間でも大変な差があり、北海道で201%に対し、東京が1%、大阪が2%に過ぎないそうです。

確かに、大都市で畑や田んぼを見かけることはまずないでしょうから、
当たり前といえば当たり前すぎる話ですが、ある意味でこわいことです。

地域間格差が拡大し、地方が疲弊する一方で、自前で食料を生産できない都市部に人口が集中しているという現状では、国内の食料自給率が増加に転じる可能性など、ほとんどないということでしょう。

かくなる上は、農業を中心に思い切った『構造改革』を実施して、
北海道に続く食料自給率200%以上の県を半分以上に増やしたら…?
それが可能なら、日本全体で50%程度には復活するのでは…

なーんて、都市部に住んでいる人間の虫のいい妄想ではありますが

子供の頃に読んだマンガの『ポパイ』の一場面が印象に残っています。
話の前後は忘れているのですが、どこかの研究所のような所で自動販売機のような装置が並んでいて、『カレーライス』とか『かつ丼』とか『天丼』とかのメニューが書かれています。
ポパイがボタンを押すと、一粒の豆が出てくるのですが、それをドンブリに入れてお湯をかけると、あっという間に膨らんで機械に表示された料理が目の前に。

あっ、こんな機械があったらいいなぁ、と。
幼い頃からくいしんぼだった私は、心底おもいました。
その研究所のエライ博士が発明した、宇宙食のようなものだったのでしょうね。

マンガのようなわけにはいかないでしょうが、ちょっとしたヒントにはなります。
カップヌードルを生み育てた日本の食品工業の技術進歩によって、狭い国土なりの工夫で、食品増産を可能ならしめれば、食料自給率も少しは上がるのではないかしら?

ところで、くだんのマンガでは、ポパイが欲張ってドンブリいっぱいに『豆』を山盛りにします。お湯をかけたとたんに、ごはんがモリモリとあふれだし、部屋いっぱいに広がって、最後には、ポパイたちを押し上げて、せりだしたごはんの山で研究所がパンクしてしまいました。

あーあ、もったいない と思ったことだけ覚えています。

とぷ


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