前売り専門のペア券は2枚で2,900円とお得
久しぶりに神保町の岩波ホールに…
昔からハリウッドよりもヨーロッパ系の映画が好きで、足を運んでいたのですが、
ここしばらくは遠のいていました。
まして日曜日に映画を観るなんて、ここ数年なかったこと…
でも、この映画はどうしても観たくって、昨年の11月のうちにベア券を購入していたものです。
結果的には、年末のあわただしさにまぎれて、12月中に観ることはかないませんでした。
主人の仕事の都合もあり、思い立って出向いた日曜日の映画鑑賞。
笑って、笑って、そして、泣けました………。
主役のプルフリー夫人を演じたジョーン・ブロウライトの気品ある演技も秀逸でしたが、
ホテルの住人たちそれぞれの個性を際立たせる脇役陣の達者な演技も見ものでした。
もうひとりの主役である青年ルード役のルバート・フレンドの澄んだ瞳も印象的。
この映画を観たいと思ったきっかけは、パンフレットに記された「名作『八月の鯨』(87)を彷彿とさせる」という文言でした。
『八月の鯨』は大好きな映画で、私の生涯に観た映画ベスト10に連なるほどのものですが、
本日の『クレアモントホテル』も期待にたがわず、素晴らしい映画だと思います。
とぷ