さわやかに晴れ上がった朝、上野の美術展に行ってきました。
6月半ばから国立西洋美術館で開催中の『ベルリン国立美術館展』。
いつものことながら、早くから前売り券を買っていたにもかかわらず、
主人とのスケジュールが合わず、今日まで延びてしまいました。
今回の企画の目玉は、フェルメール作『真珠の首飾りの少女』ですが、
私のお目当ては、イタリア・ルネサンス期の彫刻や素描など。
でも、ルーカス・クラーナハ(父)のような、これまであまり縁のなかったドイツ・ルネサンスの作家の作品に触れることができ、新しい発見がありました。
これも、地元ドイツの美術館ならではのコレクションのお陰です。
いつもの通り、お気に入りの作品のポストカードを買って帰りました。
左はドナテッロの工房の《聖母子とふたりのケルビム》。
右はルーカス・クラーナハ(父)の工房の《マルティン・ルターの肖像》。
朝一番とはいえ、日曜日のため、『真珠の首飾りの少女』の周りは人だかりが多く、
大勢の人の頭越しにちらりと眺めた程度に終わりました。
それでも、十分楽しめて、満足です。
とぷ