雨の日は十指に余る訃報をひもとく掃苔簿 2021-03-13 12:45:13 | 逝ける人々 雨の雫が造る王冠を撮るのに熱中したことがある。いま思えばどうでもいいことだが、いま思うにどうでもいいことに熱中するのことが少なくなってきた、なぜだろ?つまらないことに熱中して喜ぶのは自分の取柄だし、空いた時間を作らないのは貧乏性だと思っていた。同窓生にすごく頭がよくてスカしてるヤツがいて、彼は常々おれは勉強きらいとのたまっていた。でもぼくは知っている。学校から帰ると彼は夜遅くまで勉強していることを . . . 本文を読む