ウクライナで戦っている日本人義勇兵は約70人、その半分以上は元自衛隊員とのこと。正義感と士気が高い彼等はいまも戦っている。ぼくは彼をフォローしてツイートを見るたびに安堵していた。その彼が戦死した。台湾人の戦友の死を悼んでいた彼が、あとを追うように逝ってしまった。残念で無念です。心からの哀悼と御冥福をお祈りします。残された家族の家にマスゴミが押しかけないよう、ただ静かに見守ってくださるように願うばか . . . 本文を読む
今日はめずらしく南風なので羽田新ルートに旅客機が飛んできた。なぜだかANAが多かった。ANA鬼滅の刀(モノクロデザイン)石原慎太郎氏が逝去された。石原氏は"東京から日本を変える"の信念からディーゼル車の都内立ち入りを都の条例により厳しく規制した。そのおかげで排ガスまみれの東京に青い空が戻ってきた。舌禍を含めいろいろと逸話の多い政治家だったが、文芸評論家の江藤淳氏が自死したときの . . . 本文を読む
講談社現代新書 ISBN978-4-06-522544-8 税別1000円数日前にYahoo!トピックスで「最後の土葬の村」の記事を興味深く読んだ。記事の内容は標題の「土葬の村」を参考に記者が現地に出向き、直近に土葬に携わった現地の人に話しを聞いて記事に仕上げたルポルタージュ。3頁にわたる記事を読んで、記事に引用されている「土葬の村」を読まなくては、自分の中でこの記事は完結しない。そんな使命感に突 . . . 本文を読む
立花隆さんが逝去された。多方面に多才な顔を持つ立花氏だが、自分にとっては、"ジャーリスト立花隆"として深く胸に刻まれている。まさに「知の巨人」と呼ぶにふさわしい人だった。享年80歳はまだまだ早い。ろれつが回らないコチコチ頭の老人がジャーナリストづらをしてTVに出ている。過去の舌鋒にすがりつくのは見るにいたましく、本人が気づいていない老残をさらすのは哀しくもある。団塊世代の著名人 . . . 本文を読む
雨の雫が造る王冠を撮るのに熱中したことがある。いま思えばどうでもいいことだが、いま思うにどうでもいいことに熱中するのことが少なくなってきた、なぜだろ?つまらないことに熱中して喜ぶのは自分の取柄だし、空いた時間を作らないのは貧乏性だと思っていた。同窓生にすごく頭がよくてスカしてるヤツがいて、彼は常々おれは勉強きらいとのたまっていた。でもぼくは知っている。学校から帰ると彼は夜遅くまで勉強していることを . . . 本文を読む
今年の秋彼岸は9/17(木)~9/25(金)まで。いつもの年は9月の声を聞くと菩提寺から「施餓鬼法要」の案内が封書で届く。封を開けると施餓鬼法要への出欠を問うハガキに塔婆の申込用紙と返送用の封筒が入っている。この案内は残暑の中の清涼剤みたいなもので本格的な秋へと季節が移る道しるべなのに、今年はこない。先週の日曜日に駆け足で厚木に郵便物を取りに行ったところ、コロナ禍のため施餓鬼法要は中止するとのハガ . . . 本文を読む
どんなに若くったって死ぬときは死ぬ。齢を重ね老いて病を得て逝くまでのプロセスは死出の旅路のウォーミングアップみたいなもの、ないよりは、あったほうがいい。ぼくより若い人が先に逝く親しい人、疎遠な人みんな遠慮なく逝ってしまう今日は5年前に旅立った友人の命日。5年前の今日の夕方知らない番号で携帯が鳴った名前を聞いても、はあ?と思うばかりタチの悪いいたずらに思えた。ゆっくり話をして分かった。相手がしどろも . . . 本文を読む
ツレはぼくを「狂気の人」という。どこがそうなのか聞いても教えてくれない。「自分がいちばんよく知ってるでしょ」とひと言。好きこのんで狂気の人と暮らすツレは男気の人、奔馬の手綱さばきによほど自信があるんだろう、ちっとやそっとのことに動じる人ではないからさ。自分の周りにカミソリを呑むような鋭利な人はいない。芸能界で突出するのは先年亡くなった樹木希林さん。彼女は人を射すくめるというか、本質を見抜く人。希林 . . . 本文を読む
志村けんさんが亡くなった。こんな死にかたしたくなかったろうにむねんだね、せつないね。コロナ陽性が判明してから1週間もしないうちに、体調不良を訴えてから2週間たらずで永眠された。もしぼくが新コロナに感染したら志村さんと同じような死にかたをするんだろな...肺疾患、喫煙50年、糖尿病予備軍・・・ほかにもある救急の医師が言っていた持病持ちで高齢の患者が新コロナに感染すると、あっという間に手がつけられない . . . 本文を読む
寝坊した。とりとめのない夢の中に力道山がいた。
ぼくが小学生時代のわが家はテレビがなかった。村にある唯一の食堂というかラーメン屋を営む同級生の女の子の家でテレビを見ていた。
彼女んちの風呂釜が調子わるいと風呂を借りに来る、母親同士が仲良しの家族ぐるみの付き合いだった。
白黒テレビは布におおわれ床の間の前に鎮座する。プロレスの放送時間になるとひとりふたりと村人が来て、せまい6畳間にすし詰めでも . . . 本文を読む