2時半にクリニックに着いた。
いつもは満員で椅子がたりないほどの待合室が閑散と
していた。待っている患者は2人だけ。
クリニックが休みの木曜日は消化器内視鏡(胃と大腸)と
東洋漢方の2人の専門医が予約診療をする日らしい。
看護師さんの顔ぶれもいつもと少し違う。
木曜日に来院したのは初めてで何かと新鮮で興味深い。
検査の前に腸の動きを弱める注射をされた。
初見の看護師さんの顔に迷いはない、
左肩の筋肉をぐっとつかむと直線的にブスッと挿した。
筋肉注射は挿す時よりも注射液を入れてるときが痛い。
検査着に着替える。
甚平を長くしたような検査着とビニールパックに入った
使い捨てのトランクスが用意されている。
トランクスのスリットを後ろにして履く、なるほど。
検査室の細長い台の上に白いシートが敷いてある。
左側を下にして横になると同時に医師が入ってきた。
隣の市の拠点病院の内視鏡専門医の出張というか出稼ぎw
お互いWin-Winの関係で和やかに検査が始まった。
腸の曲がり角をカメラが通過するときは突き上げるような
痛みが走る。「いてっ」といってもカメラは止まらない。
鎮痛剤や鎮静剤は使わないのか聞いてみた。
使ってもいいが...副作用の心配を口にした。
ああなるほど、ホームグラウンド以外の診療では予期せぬ
副作用に対応できない場合を懸念していると納得した。
「わかった。蹴とばしたらごめんな」
医師は笑いながら「顔面で受け止める」と応えた。
「何か見つかった?」と聞くと、
「2mmくらいのポリープが1個、カメラが奥まで行きついて
戻るときに映像で確認するからもうちょっとだね」と。
正面向いたり、右側を下にしたり、また正面を向いて、
腸の角を通るときの痛みが出ないように配慮かと思ったら
カメラのコードより腸のほうが長いとウンチクを語りつつ
ぐぐっと押してくる。ああ最短距離をいくんか。
あげく「腸が伸びてる」の言葉を聞いたとたん石原伸晃氏が
脳裏に浮かんで思わずひとり笑い。
(政経分野のちゃねらーにしか分からないネタw)
カメラを入れて奥まで届くのに15分くらい。
戻りは画像を見ながら10分もかからなかった。
こことここにポリープがあると生映像を見せてくれた。
2mm~4mmのポリープ2個は良性で心配なし。
検査自体はこれで終わり。
2年後くらいにまた内視鏡しましょうと。
帰り道の買い食いと買い飲みで
けっこう満足して自宅に戻った。
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