睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

4カ月ぶりの床屋

2018-07-19 08:51:37 | ひびつれづれ


横須賀で船に乗る。

デッキで受ける潮風を想像した。
ザンバラ髪が乱れると白髪が目立つよな、
このままじゃダメだ、やっぱり床尾に行かなくちゃ。
大きな動機に動かされてぎりぎりのタイミングで行った。

R1-Sのスーチャの音を確かめる。
小径プーリーに換えたベルトが緩んでないか気になった。
BATはこの夏まで持ちそうだ。

車で10分、街はずれにあるいつもの床屋に着いた。
去年の秋に古びたバーバー(渦巻き)看板を取り外し、
店の内装をリフォームしてから小奇麗になった。

店主の服装も白からブルーのオペ着みたいで洒落ている。
中身はぼくと同年代の古びたオヤジだけど馬子にも衣裳で
洗練されたイメージに見える。

眼鏡屋なみに愛想のいい店主はよくしゃべる。

「ずいぷん伸びましたねえ。
このまま長髪にしたらいかがですか?
坂本龍一さんみたいなカットもできますよ」

一瞬くらっと揺れたけど、
もともとの顔のベースや造作が違いすぎるからさ、
いや、いや、いやと3回も首を振ってお断りしたよ。

いつもの髪型になったら少し未練がわいてきた、
大正時代の文士スタイルか・・・・・・あああ最悪、又吉直樹が出た、
やっばりやめといたてよかったー。(σ′Д`υ((キラィ…))

坂本龍一の今の銀髪もいいけど、
「戦場のメリークリスマス」の短髪に軍帽スタイルが好きだな。
勝新の正反対をいく日本男児ここに在り的象徴を表わしている。

うしろの首筋を剃ってもらうとシュッとする。
頭と肩もポンポンマッサージで軽くなった。
床屋の良さは二次的なところにあるね。

それなのに床屋に行くまでが長い
かなり思い詰めてから行く

人と話すのがイヤ
シャンプーがイヤ
4カ月に一度なら我慢する

今朝は早起きのつもりが8時過ぎまで寝坊した。
あわてて出かける支度をしながら、
床屋に行って隠れていた耳が出たからピアスをした。
(パンクじゃないから遠慮気味にひとつだけ)

カメラはM6を持った。、
一眼レフや三脚の重装備はやめておく、
今日はカメラのレンズより自前の眼で見てくる。

朝ご飯食べたら出かけるよ。
軍艦がおれを待っているw





 


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