睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

山の家:不幸中の幸いなできごとは超痛かった

2018-12-30 10:06:27 | ひびつれづれ




昨日の午後1時ごろ、いつものように山の家に着いた。

まずはメダカの無事を確認し、家の周囲をぐるり見て回る。
家の裏で倒れた竹が2階のひさしに激突しているのを発見、
ひさし下のハメ板が外れてぶらんと垂れ下がっている。



倒れた竹は直径10㎝以上、斜めに屋根を越えている。

近くに斜めに生えている成長途中の竹が2本ある。
今のうちに切らないとえらいこっちゃ。

折り畳みノコギリを持って軽い気持ちで裏山に入った。
近くにあった高さ1mほどの鉄の四角いフレームに乗り、
まずは屋根にぶつかっている竹を切った。

切断した長い竹を2分割にしようと思いきり引っ張ったとき、
鉄のフレームが突然くずれ落ち、ぼくは右側から下に落ちた。
突然のことに呆気にとられながらなんとか立ち上がった。

右の脇腹と腰が息が止まるかと思うほど痛かった。
右の肘は泥に濡れ、鉄フレームに巻いてあったバラ線に
引っ掛かったコーデュロイのパンツが破けている。

這いずるように裏山を出て家に戻りパンツを脱ぐと
トランクスが
ざっくり20㎝ぐらい切れていた。
パンツはL型やキリで刺したような穴が10か所以上ある。



なのにどこからも血が出ていない。

冬用コーデュロイパンツの裏地付き厚い生地が
バラ線の
攻撃から肌を守ってくれたらしい。

右の脇腹が腫れて痛い。
昨夜はいつもお世話になるロキソニンテープを貼って寝た。
右の腰骨をしたたか打ったが、内臓がない場所の打ち身と
バラ線の貫通がなかったことは不幸中の幸いだと思う。

切り裂かれたトランクスを見ると大怪我をしても不思議
ない状況に、よく無傷でおさまったと胸を撫でおろした。
これが2018年最後の厄落とし...前向きに行こうぜ。

まだ2本の竹が残っている。
この脇腹と腰の痛みが引いたら再挑戦。
次回は厚手のツナギを着て万全の装備をしてかかるよ。

転ばぬ先の杖は、
転んでみないと分からない!
強気で高笑いした ( ゚Д゚)ィテテー







裏山の元地主の爺さんは数年前に他界した。
ひとり息子は長年に渉り行方不明。
それ以降、持ち主不明になっている裏山は荒れ放題の
テイをなし、自治会長の悩みのタネになっている。

どこにでも転がっていることだけど、
これからの老齢化日本の将来を暗示する事案でもある。
備忘録として詳細をブログに残し、
できるだけ見守っていきたいと思う。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿