顧問、10日間ほど「日本・ロシア共同日本海イカ資源調査」にいっておりました。
これは、本校実習船「鳥海丸」が傭船として、日本海区水産研究所の研究員が中心となり、日本海中部から北部の「スルメイカ」を中心とした調査航海です。
ロシア海域に入るため、ロシアの研究員も2名乗船します。そして、実習として本校生徒も参加。
しかし、例年であれば約3週間程の中期航海ですが、北朝鮮の動向が不安定なため全日程には参加できませんでした。
そこで北海道「小樽」(上の写真は出港風景)から乗船し、新潟まで南下するだけの短期航海になってしまいました。実質6回の調査日程。
とはいっても、生徒は一日でも携帯電話が繋がらないのが何よりの苦痛のようです。そして船内規律があり、限られた空間で多くの事を学びます。
↑食堂/教室/憩の場
私にいたっては、数年に一度のビッグイベントに、ロマンを感じ充実した日々を送らせていただきました。
↑20:00~4:00まで8時間稼動するイカ釣り機。私たちは手釣り。
↑研究員の調査地点でのプランクトン採集。
↑悠々と泳いできた鯨。イカ釣りの手も止まる。
↑登山家の憧れ利尻島の利尻富士。まだ雪が見えました。
↑早朝に調査終了となるため、朝日が昇る。 礼文島と朝日。この後の航海は、360度水平線。
↑生徒は一回2時間の操舵室で安全航行の見張り作業を行う。これを専門用語で「ワッチ」という。長時間海上を見張るだけの単調にして重要な仕事。
そして、新潟港入港。
部活と関係ない、そして今までにない、写真の多いブログの一ページを作成してしまいましたが、これも、ほんの一部です。
貴重な体験でした。 by顧問