水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

面白授業

2008年04月30日 14時36分15秒 | Weblog
 現在、海洋環境科2年生は、庄内金魚の増殖に力を入れて学習しています。
 産卵は親魚がしっかりしていれば、比較的簡単にできます。
 ふ化までも早く、一週間弱で生まれてきます。

 今日は、水族館のクラゲ研究所をお借りし、発生過程を学習しました。
 これは地の利を有効活用したものです。設備も整っており素晴らしい授業でした。


 また、28日は海洋環境科3年生が由良保育園園児とハタハタの合同法流をおこないました。
 由良保育園との合同法流は、今年度で3年目を迎えました。
 当初放流したハタハタが無事生きていれば、20cmを超え、立派な大人になっています。

 
 


 このハタハタも、大きく育って子孫を増やしてほしいと思います。
 
 そのために、産卵場となる藻場を守る運動を進めています。

月山湖売店に移動

2008年04月28日 18時28分58秒 | Weblog
 
 今日は水産生物部の魚を月山湖売店に展示してもらうため、要望のあった魚を受け渡しました。
 
 ちなみに、上の写真は加茂水産高校で産まれた庄内金魚で、発泡スチロールに入れて受け渡す準備をしている様子です。
 


 その他にも[スナヤツメ]、[サクラマス]、[カンキョウカジカ]、[ハナカジカ]など、水産生物部で捕ったり、育てている水産生物を持っていってもらいましたので、興味がある人はぜひ月山湖売店に寄ってみてください。




 
 そして、今日の最後にカジカを加茂坂に移動し、産卵場をつくりました。(上がその写真です。)

 カジカの産卵期は今頃で、浮石の裏に卵を生みます。今年度は出来れば卵を産ませ、繁殖にも力を入れていく予定です。 

 by S,H

まさかの事態!

2008年04月24日 18時08分54秒 | Weblog
ハナカジカをつかまえました。
イバラトミヨもつかまえました。

どちらも貴重で、飼育価値のある魚です。


バケツで移動しました。

栽培実習棟につきました。

バケツをのぞいてみました。

!!!!!

ハナカジカがイバラトミヨを食べていました!

ハナカジカには輸送時のストレスはないのでしょうか?

ハタハタについて…

2008年04月22日 17時29分17秒 | Weblog
 新入部員が増えました。(3人ですよ!!www)

 すごいですよね。
 
 昨日は、部活終了後「ハタハタ」を食べました。外で、焼いて、食べました。
味は、すご~~~くおいしかったです。しかも、お腹が減っていたのでとても美味でした。

 残りのハタハタは、開いて干しました。また後日いただきます。(笑)

 海にも行きました。タモ網とバケツを持って行き、「水クラゲ(死んでるヤツ)とか、「アイナメ」の稚魚などたくさん??捕れました。
 

by よっちゃん S・H 

川で活動しました。

2008年04月19日 13時46分43秒 | Weblog



 今日は、部員が6人という少ない人数で川に行き、午前9時頃から1時頃まで活動しました。
 休みの日の部活は、結構いろんな川に行くようで、6ヶ所ぐらいまわり、「スナヤツメ」や「シマドジョウ」など、たくさん捕まえました。特に、スナヤツメは、大量に捕れました。
 
 午後からは雨がちらつき、部室のほうで活動します。

 ではまた…
by よっちゃん

新入部員加入!

2008年04月18日 17時46分48秒 | Weblog
 加茂水高前の山には、桜が咲き始め、春の訪れを感じながら日々頑張っています。
 さて、入学式も終わり、1年生もだんだん学校生活に慣れてきています。そんな頃、水産生物部には新入部員も4人入り、(もう2・3人は増える予定です!)
 新入部員の中にも先輩たちの仕事ぶりを見て、早く仕事を覚えようと努力する部員などもおり、将来の生物部がまた一段と賑やかになりそうな気がしてならない、今日この頃です。

 最近の活動内容は、大山に「ウキゴリ」を探しに行きましたが、残念ながら期待するほどの成果はあげられませんでした。また、今日は水族館のほうにクラゲを持って行き、新入部員達とともに水族館のクラゲの話や見学などおこなってきました。

 ちなみに、コアミは日々大量にとれ、加茂のレインボービーチにはまだ姿を見せています。
 ウキゴリのほうは、次回出直すことにします。(笑)

 それではまた…

   by よっちゃん S.H

 

サクラマス移動

2008年04月16日 15時45分11秒 | Weblog
 加茂水産高校では山形県の魚「サクラマス」の人工授精を経て放流を行っています。
 しかし、川に放すので、一般的には「ヤマメ」と言われています。

 海に降った時点で「サクラマス」


 そこで、海水に慣れさせました。

 そして、水族館に行きました。

 

 どうですか?
 
 この輝き!



小さな発見!

2008年04月12日 12時40分16秒 | Weblog
 油戸川へ行きました。

 一部、新2年生は原付バイクにまたがり移動。移動手段が増えたことにより、機動能力アップ。


 
 ミーティング後、いざ川へ。

 目的は、「スミウキゴリの産卵期と産卵場所を追え!」


 川に入り、浅く急な流れが続き、捕獲されるのは、ルリヨシノボリとシマヨシノボリのヨシノボリ類のみでした。 

 ところが、深場にきたところでスミウキゴリが取れ始めました。
 考えてみると・・・。
 
 ↓このような瀬の浅いところではヨシノボリ類が捕獲され、


 ↓このような深い場所ではスミウキゴリが捕獲されました。


 ヨシノボリ類もウキゴリ類も同じハゼ科の魚。そして、同じ川に生息。
 しかし、好きな場所ってあるのですね。

 ↓このバケツにルリヨシノボリとスミウキゴリが入っています。
  違いがわかるでしょうか?


 
 肝心なスミウキゴリの卵は取れませんでしたが、捕獲魚から、まだ産卵前と推測されました。

 調査は続く。