水産生物部  [山形県立加茂水産高等学校]

水産生物部では様々な生物の
採集、観察、研究を行っています!

そんなめちゃめちゃたのしい活動の一部をご紹介!!

サケの放流

2010年04月30日 16時47分41秒 | Weblog
昨年10月に、三瀬小学校児童と三瀬川でサケの親魚を採捕し、人工授精からふ化させ飼育

してきたサケを、三瀬川に三瀬小学校児童と共に放流しました。


大きさは10cm(7g)を超える個体もあり、自然界また、他の放流個体よりも大きく育ちました。

きっと回帰率もあがることでしょう。




明日は、水開きです。

全校生徒泳ぎます。

今日の海の水温11.5℃

寒さを通り越して、痛いことでしょう。

水族館学概論

2010年04月25日 14時02分53秒 | Weblog
教科「水族館学概論」

が今週本格的にスタートしました。

写真は副館長より水族館施設について説明を受けているところです。


校外での活動は全てにおいてインパクト大。

そんな中、クラゲ研究所には新しい顕微鏡が導入されており、アカクラゲの刺胞も見せていただきました。

これもインパクト超大。

贅沢な授業です。





本格的に始動

2010年04月23日 18時19分10秒 | Weblog
雨ですが、桜満開です。

写真は桜ではありませんが、大山「上池」の水芭蕉です。

満開です。

身近にこのような素晴らしい場所があることを今まで知りませんでした。


個人的に、素晴らしいものは遠くに求める傾向がありますが、身近であればあるほど、そこ

で素晴らしいものを見つけたときは感動が大きいようです。



感動しました。



さて、今日1年生を交えて初めてのミーティングをおこないました。

10人ほど入部し、皆明るく、積極的な活動ができそうです。


一年生を迎え

2010年04月17日 07時37分01秒 | Weblog
「入部届」提出期限を迎え、一年生の正式な活動がスタートしました。


初活動で向かった先は、蓮の花で有名な大山「上池」



冬鳥もいなくなり、静けさと、いまだ尾を引く寒さの中に、新生部員達は熱さと騒々しさを

撒き散らしながら、上池から流れ落ちる水路を陣取りました。


ミッション:沼エビと小魚採取




人の数というのは大きな力。

大漁でした。

ストロンチウムと耳石

2010年04月15日 08時22分09秒 | Weblog
これまで、当部では山形県内におけるウキゴリ類3種の棲息地と棲息環境を明らかにしてきました。

これらは、川で産まれた後、海に降り海で成長し、再び川に遡上して成長するという両側回遊で知られています。

しかし、他県でウキゴリとスミウキゴリは、海と隔たれていると思われる湖沼からも陸封型として確認されています。


そして、我々の調査でも、学校近くの湖沼でウキゴリを採捕しています。

山形県でも陸封個体確認?!


そこで、陸封か回遊かを確認するためには、どうすればいいか調べました。

その結果、耳石に含まれるストロンチウムという物質量を調べれば解る!ということが解りました。


・・・つづく