今日は、月に一度のスタッフ研修。
坂梨先生が薬膳について研修してくれました。
よかったら養生訓など、参考にしてみてください。
漢方養生訓<o:p></o:p>
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一、 夜の過食はするべからず<o:p></o:p>
一、 朝は必ず食べるべし<o:p></o:p>
一、 肉、あぶらものは昼までに食べるべし<o:p></o:p>
一、 食事は食べ物の性質をよく知り、バランスを考えるべし<o:p></o:p>
一、 自分や家族に合った、食事をとるべし<o:p></o:p>
一、 薬味をうまく使うべし<o:p></o:p>
一、 自然の中で発散するべし<o:p></o:p>
一、 先人の知恵と経験から学ぶべし<o:p></o:p>
[薬味の上手な使い方]<o:p></o:p>
◎トンカツや揚げ物に[辛子]
肉やあぶらは消化に悪く、胃に負担をかけるので食欲を高め、<o:p></o:p>
胃を刺激して活動させる辛子を使います。<o:p></o:p>
◎ところてんに[辛子]
ところてんは冷やして食べるもの。
やはり胃に負担がかかります。<o:p></o:p>
だから、胃を温める辛子が合うのです。
ところてんには生姜も使います。<o:p></o:p>
それだけ、冷たいものを食べるには
薬味を使わないと体に負担がかかります。<o:p></o:p>
◎うなぎに[山椒]
うなぎは栄養価は高いがべたべたしている食べ物。
胃はべたべたを嫌います。<o:p></o:p>
だから、胃を乾かす性質の山椒をかけると
すっきり栄養だけ体に吸収されます。<o:p></o:p>
特に土用の丑の時にはちゃんとかけるのがおススメです。
◎お刺身に[紫蘇]
日本のハーブの代表選手の紫蘇。大葉とも言います。
お刺身を盛り付ける時の色合いも良くなりますが<o:p></o:p>
お刺身で冷える体を温めるのと、
殺菌効果も期待できます。<o:p></o:p>
◎焼きなすに[生姜]
生姜は漢方薬の薬7割に使われるほど、体にいいものです。<o:p></o:p>
夏の食卓を飾る焼きナスは体を冷やすので、
体を温める生姜はピッタリの薬味です。<o:p></o:p>
ちなみにジンジャーエールという飲み物は、
その昔、食前に飲んで、胃の働きを<o:p></o:p>
良くするために開発された飲み物です。<o:p></o:p>
◎天ぷらに[大根おろし]
天ぷらは揚げ物。おいしいけど消化にはあまり良くありません。
そこで、大根おろしを一緒に食べると、
熱くなりすぎた胃を冷まし消化を助けてくれます。<o:p></o:p>