Room66

ベース弾きの日記

佐渡1号

2009-10-15 18:13:09 | 楽器のコト
かれこれ10年ほどお世話になってる相棒である。

昔は弦をあれこれと試し、週イチくらいで張り替えていたが、今はもっぱらエリクサー。

ほかのBassもほとんどエリクサー張ってるので、ニッケルやステンレスの音を忘れてしもた。。。。ま、違いすらわかりませんが。。


最近コイツがよく「鳴る」のである。
ナマ音でもアンプ通してもとにかく「鳴る」
要するに音がいい。
弾き込むと木材の繊維だか何かが振動で締まって、音が良くなるとかいう都市伝説があるが、こいつは昔から音が良かったのでそういった雰囲気でもなく、電球が消える寸前の明るさなのかと心配したりしてます。


リペアーは買った直後に「4弦の音が小さい」という理由で出しただけ。
4弦がドーンと音が出るようになって帰ってきたのでびっくりした。


その後はネックの反りも無く、弦を交換するくらいでしたが去年あたりからとにかくよく「鳴る」←抽象的ですんません。


電気楽器はどーせアンプ通すから生音なんてど~でもよかろうという意見もあるが、生音の鳴りはそのままスピーカーから出てくるのである。
爆音系はさておき、ちゃんとしたベースの音を出したいのであれば弾き方を含めて増幅する前段階で音をちゃんとする必要がある。


最近、某楽器工房のエンジニアのブログを読んで「目から鱗」のハナシがあった。
詳細は割愛するが、メーカーから出荷され楽器やさんに並ぶBassはほとんど弦高が高い。いろんな理由があって高めのセッティングらしいが、初心者のころはそれが標準だろうと思って弾いてても、ある程度の段階になると違和感に気づくはず。

指のチカラがある人や弦高の高いのが好みの方は別として、ワタシの弦高は割と低めです。
フレットノイズやビビリ音を嫌う人もいますが、バンドサウンドではほとんど聞こえませんし、まず正しい弾き方をすればヒビリ音は減ります。
正しい押弦と右手のタッチを覚えると楽器はちゃんと鳴ってくれます。
それでもダメな場合は何かの原因があるので専門家にみてもらうほうが良いかと。
ちなみにリチャード・ボナのフォデラのPU間にある「フィンガー・ランプ」ってヤツはずっとフィンガー・レストだと思ってたら、速弾きの際に指が深く入らないように付いてるそうです。
でもってソフトなタッチでわりわりと速弾きするらしい。


高価な楽器=イイ音が出るとは限らないので、まずは正しい弾き方を習うのが上達の近道なんでしょうが、このトシになると初めて弾いた頃にはそんな教則本など皆無で、ずっと自己流できたので矯正なんかデキないわけだ。

それでもコイツはちゃんと輪郭のある音を出してくれるんで、自己流まる出しのワタシにとってはイイ相棒です。

最近、唯一の5弦Fo寺君の調子が悪くドック入りしましたが間もなく退院してきます。
そしたらまたレポートします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TOMMY STRAND & The Upper Hand | トップ | THEN AND NOW / HERBIE H... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

楽器のコト」カテゴリの最新記事