タイ好き集まれ、京都発信 2024年2月11日
コンシン僧侶のお話
(コンシン僧侶の経歴)
2000年より未来僧の学校の校長へ
(学校のスタッフ 僧侶もいれば、僧侶でない先生もいる)
(見習い僧の活動紹介)
見習い僧になりたい子を募集する。
食事の様子
運動の様子(昔は未来僧やせていたが今は食事がいいので太ってきたから運動する)
頭を剃る様子
シリキット王女プロジェクト(できる子は奨学金をもらう)
見習い僧の中には、勉強をして僧侶にならずに別の道にいく子もいる。
教科を勉強し、その中にIT化も進んでいるのでコンピューターの勉強もある。
全員が僧侶になるわけではない。還俗してもやっていけるように農業の技術、
アートの技術も教えている。
環境科学の観点から田植えや稲刈り、炭づくりなどもする。
竹炭(果物が落ちたのを炭にする)
ハスというのが村の名前に入っているのでハスを広めていきたい。
(例 ハスの茶 ハスアイス ハス料理など)
お経を読めるようになる練習→読めるようになると資格がもらえ、村の儀式(結婚式 御祭り)呼ばれる。
見習い僧の活動を両親を招いて紹介する。
(タイの生活と仏教との関わり)
結婚式 お坊さん参加する。
病気 お坊さんが元気づけてくれる。
新築祝。
タイの人は一生お坊さんと関わっていく。
村人は朝お寺に集まり、仏陀の前世の物語を聞く 仏陀に関するお話を聞く
(高齢者が多い)
(環境保全の活動)
地域の文化と関わる活動に見習い僧も関わっている。
仏日の前日の夜に太鼓をたたく(見習い僧の役割)
衛生ボランティア
ソーラーパネルの使い方学ぶ
シリキット王女のプロジェクト
若者の育成
新しい校舎建設への資金援助
役に立っているか シリキット王女3回学校訪問
(質疑応答)
Q)中学校に行く前にお坊さんになりたい子に教えるということでいいですか。
どのような子がその学校に行くのですか。お寺の子とかですか。
A)お坊さんは結婚しないので、子供はいません。家の貧しい子が多いです。小学校を卒業し、ただで勉強ができ食事ももらえる。山岳民族の子供もいます。お坊さんになりたいと思う子は減ってきています。今の生徒数は74人です。昔は、その倍の人数はいました。職業を教えてほかの仕事もできるようにする。みんながお坊さんになるわけではないです。
Q)74人の生徒にできたらタイの仏教を継承してほしいですか。
A)90%貧しいから来ます。卒業したら普通の仕事につく子もいます。社会に役立てる見習い僧は減ってきています。タイでは少なく、ビルマやミャンマーから働きに来て住んでいる人たちの子供がお坊さんになります。ビルマから来た人たちも出家させます。タイ人でなければだめということはないです。お坊さんがいなくて廃寺になるところもあります。
少子化で子供が少なくなり、男の子より女の子の人数のほうが多いです。女子の僧侶は許さないとなっていますが、将来は許していけばどうかという議論はあります。
Q)お墓はどうなっていますか。
A)家の観念がないのでお墓はありません。昔は土葬でしたが、今は火葬です。
(最後に)
時代が早く変わりすぎている感じがします。タイの子供たちはインターネット、スマホで知識や情報が得られるので、お坊さんの考えは古く畑で体験させたりするので、自分たちの話は聞かなくなってきているところもあります。かえって普通の学校の子のほうが珍しくてお坊さんの話を聞きます。
タイも日本も同じ問題を抱えているところがあります。瞑想で心を静めます。日本から学ぶことがあり、日本はタイから学ぶことがあると思います。
相互で交流を通して、学びを深めていくのがいいと思います。
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