2019年07月12日~07月17日
7/12(金)12時過ぎの電車に乗り、難波で南海に乗り替え14時38分関西空港へ。
16:00 空港カウンターでチェックイン
待ち合いにてファミマーでイモ焼酎の黒霧島カップを買う。その場で一個
飲み干す。
飛行時間 18:05~21:50
スクート自体はLCCにしては上品な感じだが、5時間余りのフライト、座りご こちが悪く、なかなか時間が過ぎずに苦戦。眠ろうと思ったがしっかりとは眠れなかったよ。
でも、大きな苦も無く 現地時間21:25着陸した。
タクシーにてスリオングのサンフラワープレイスへ向かう。
車窓から見るバンコク、少し暗い感じだ。「セタキット・マイディー」(景気は良くない)と運転手。ルンピニー公園を眺めながらホテルへ。運転手にはシーロムソイ6戸言って中までぐるぐる入ってもらう。 馴染みのマンゴーツリーの本店やコカが見えてくる。 Sunflower Place に泊まる Hotel 11:30~04:00
フロントの男も極めて真面目そうで一生懸命説明してくれる。35部屋あるそうだ。
6時半からは簡単な朝食もある、とのこと。 部屋へ入るとベットが木製でシーツがパオカオマー布のようなイサーンの安宿の調度品。都会には似合わないローカルな部屋。今後、安心、安か、近で泊まってもいいか。
・外へ出てみる。セキュリティーがしっかりしている。チップのようなカギを渡してくれて、出口のセンサーに当ててドアを開けて出ていく。出てすぐに日本居酒屋が何軒か並んでいる。こんなところにも、という感慨にふける。スリウオングに出るまでにオカマの店があって少々気持ち悪い。
とりあえず両替をしにタニヤへ出かけ、その足でラーメンを食べる。
鶏ラーメン、鶏は苦手だが暗闇で食べるのはうまい。味がいい。
さ~て、なぜ<ブンガーン>に行こうと思ったのか?
タイで2013年にノンカイ県から分離した一番新しい県。77番目の県。タイの人を含めてほとんど知られていない県。
私がタイ・ラオ・メコン川にこの数年こだわっている中でもっとも知られない県。
情報は英語版が少しあるくらいで得られるものが少ない。ヨーロッパ人ってこんな未踏の県にも結構言っているんだ、と思う。
彼らの情報によると、巨大岩盤の景勝地がいくつかあるようだ、これは極めたい。
ラオスへ渡れるのか?初めて両国をつなぐ友好橋はかかってない。船であってもラオスへわたれるのか?行ってみたい、実際に確かめてみたい。
出発の数週間前に、タイレストランの従業員と小旅行をした折、その中のモッさんというおねいさんがブンガーン出身と聞く!でも市内から2時間ほど内陸に入った村らしい。
また、それまでにチェンマイへいったとき「アート先生、ブンガーン学校で日本語教えてるよ」という情報。アート先生は去年、チェンマイで通訳などお世話になった先生だ。いよいよわくわく旅準備はできた。私なりのブンガーン紀行が描けそうだ!
なぜ倦怠感が残ったのか?
それは昨日、人間ドックを受けていたからであろう?足腰に違和感が少し残る。気怠い感じが残る。体力が衰えてきたのか!?
7/13土
04:00起床~06:05ドムアン発~07:10ウドムタニ着
目覚まし時計もかけていたが聞こえず、昨夜頼んでいたホテルのスタッフがドアをトントンとたたいて起こしてくれた。
04:15 スリウオングでタクシーをつかまえ200Bとチップ40チップ。運転手ロイエット、クシナライ出身。
04:50 ドムアンへ(早すぎか) そのままタイガーエアーへ愛想のいいスタッフたちに気持ちもいい。カウンターも真ん中くらいにあって便利である。
空港内で朝食、エスプレッソ(80B)とハムサンド(70B)
05:45 機内に入りシートに座る。ウドムのアピチャート、ブンガーンのアート先生にメールラインを送る。少し気分が楽になってきた。
気温28度。
「カシアン、ウドム、タン、カッ」とか女性のアテンダンスのアナウンス。乗ってるのは皆、イサーン人。すべてが現地人、これはうれしいね。遠いはるかな地へ行くみたい。土曜日のせいか若い女性が多い。
06:03 離陸
到着直前まで爆睡!
空港へアピチャート先生は来てくれているか?来ない場合は自分でノンカイへ直行のつもり。 実は、単独の旅のメリットもある。彼には悪いが。でも、彼の車も魅力ではある。(ごめん)
ウドムタンニインターナショナル空港へ
そして、アピチャート先生はロビーに待っていてくれたのである。07:20
「お互いにプアンカン(友達同士)」だよ、と言って。
彼もウッドボールを趣味にしている。協会を作っている中の役員らしい。これから私に2泊三日で付き合ってくれるためにそのウッドボールの練習の段取りをつけに街中へ行くことに。
しかし、どうしてこうイサーンはすがすがしいのだろうか?気分が張れる。分かりやすい異文化が溢れている。また、元気になるとあらゆることを取材してみたくなる、よーしやるぞ!
1時間ちょっとでタイはこういう場所へ飛びことができる。
それまでに空港近くで朝ということに。
ウボンで味をしめた<クイチャップ>を注文!お店の名前は「ヤイ・ノーイ」 1杯40B 毎日07:30~21:00までオープン。
主曰く。「豚は市場で買ってくる。煮込むの歯自分だ。煮込んだものを揚げるんだ。揚げるのがポイントだよ。
揚げたて!わし、73だ。嫁?69だ。」いろいろ勉強になるな。
たいらげた後、ウッドボール協会の役員の同僚に会いに行く。打ち合わせだ。
役員の女性女性の経営のアパートメント。部屋数は10部屋で3000B/月だそうである。「借りてみるか?」とも思うが何度来ることやら?わけ合って住むときにはお世話になるか。
会社員、公務員、学生などが入っているとか。二人まで可能。
さて、アピチャート先生のウッドボール関係の調整は終わり、いよいよノンカイ経由
ブンガーン行が開始。
09:15 ノンカイへ北進し、メコンに差しかかる。
標識は左、ベンチャン、まっすぐノンカイの繁華街、そして右折すれば「ポーンピサイ」 という街に突入する。
ポン・ピサイってはじめて
ポン・ピサイに差しかかり、アピチャート先生は「この辺はパヤナークで有名だ」と説明してくれる。
一年に一度満月の夜メコンから火の玉が噴出するそうで、ここらあたりがその現場らしい。このあたりのメコン川には、ナーガと呼ばれる伝説の神が住んでいると信じられている。 この神は川と人々を守ってくれていると信じられている。
毎年、入安居の終わりに 小さな閃光から大きなボールほどの大きさの火の玉が川から勢いよく現れて、空に飛んで行くという世にも不思議な現象が起こる。
最近は観光客も尾増えているそうだ。
これはメコンの光としても知られ、地元ではナーガの祝福だと信じられてる。
「パヤナーク」とは神話に登場する蛇神。頭の数は様々で、奇数です。大きな体をしていて、龍のようにも見える。天気を制御する力を持ち、怒ると旱魃を引き起こし、心を鎮めると雨を降らすといわれています。パヤナークはメコン川に住んでいるといわれ、ポンピサイの出没は至るところで出遭う。
いろいろ目に留まる「パヤナーク」
メコン川も左手に見え隠れしていたこともあって、車を河原の沿道に向けて少々走る。
思ったほど水量が少ない。
思ったほど水量が少ない。
ちょっとカフェーでも。
手前、カメのこおらのような岩がある。岩を活用したお寺 ブンガーンへはあと20キロ位なメコン川の側にあるお寺、ワット・Ahong Silawad である。このお寺を起点として長い遊歩道がつくられていた。
12:00 「ブンガーン学校」へ到着
知り合いのアート君(アート先生で公務員になって1年目)なかなかの背の高い、好青年で日本語能力はばつのぐん。今日から明日と案内役となってくれる。
おっとっと、なんと日本から来た日本語パートナーの方もいらやるではないか!
学校自体は県下で一番の生徒数3000人を越す学校である。残念ながら夏休みということでみごとだれもいない閑散とした校庭です。
日本語を教えている学校って県には10数校もあるそうな。びっくり!
さっそく今日から泊まるホテルを。メコンが見えるところ、とリーゾナブルの条件でこんな感じのホテルを。
ファランが団体で占拠していたが、まあ一泊450バーツならまずまず、ということでアピチャートさんと二つの部屋を借りる。
次なるは、ひょとすればラオスに渡りたい、と思っている、できれば明日に一泊とか、と思ってイミグレの偵察にでかける。ホテルから10分もかからないやや北上したところにあった。外国人が通過できるタイとラオスの国境は7ヵ所あるという。
メコン川が国境となっているのはそのうちの5ヵ所。その中でボートで渡ることができるのはブンガーンだけ。
対岸はラオスのパクサンの町。行けるかな?
ところがイミグレは土日モードなので。「月から金は60バーツで渡しがあるが土日は船を買い切るシステムしかない。それも1200バーツだ。」とのこと。じゃあ、渡りたい人を集めてワリカンでもしたら、という発想が生まれたが、それもむずかしそう。
下流の友好橋を渡ってきた者はなにかしっくりしない。旅行社には土日はないのだから。船という伝統的なシステムではまだ船頭や親方が利権をむさぼっているとしか思えない。橋でもできたらひとたまりもなく古い体質は吹っ飛ぶ。
土日でも往来がある。この乗客たちワリカンなのかな?観光客には優しくないね。
荷物を滑り台から滑らせて船につぎ込むシステム。下ろすのはいいが上げるのはどうするのかな?
今回は行って帰るだけならお金がもったいない、次回に置いておこう!
ちなみにウィークデーの渡船テーブル時刻表です。1時間に1本か。
イミグレの様子を見終わるとホテルの近くを散歩したり、やはり2時間のマッサージは疲れをとるのにはずせない。一日の行程から見れも「最上級の疲れ」の状態。
メコン川沿いを歩く。
夜の4人のパーティーはホテルの敷物に座ってやることに。アピチャート先生どこからかブランディーを買ってくる。
夜のパーティー、外で日本食でも、と言っていたがホテルの女性がマハサラカム大学人間学部3回生の笑顔や愛想がいいのとゴザと机を用意してくれた。
メコン川を見つめながらここで座って食べたらいい、と心が訴えてきた。
つまみはさかなの揚げたもの。
氷も水もカイチャオ、ごはんはホテルで注文、180バーツ。安いね。
座って飲むのは居心地が悪いが足を延ばしてゆっくりした気分にはなれる。
アート先生、午後8時になると生徒とのオンライン日本語レッスンで忙しい。
学問とは求めるものには手段がないんだな、と感心する。
8:00~10:00~15:00 バンコク~ウドムタニ~ノンカイ~ブンカーン
ホテルは04:00発
SL600 06:05
ホテルは04:00発
SL600 06:05
07:10 ウドンタニー着
行きの電車 ¥750+¥920円
ホテル代 15~17 ¥7245 12 ¥2354
チケット(スクート866) ¥21437
国内線 バンコク~ウドム ¥8081
チケット(スクート866) ¥21437
国内線 バンコク~ウドム ¥8081