さて、ブンガーンの観光、いろいろ訪れるところはあるのだが、なんだかあと一か所か。
次はけっこう有名なプートックへ。
プー=山 トック=孤立した(イサーン語)
こちらの方がポピュラーな観光地のようだ。
なぜか?タイ人にとってはありがたいお寺があっていわれある聖地を詣でれば御利益があると思っているから人もがらっとかわって多い。いわゆるメリット(ご利益)があるという訳だ。
車で麓まで。タイ人観光客がいっぱい。どこから来てるの?当然、車で来ている。プレートナンバーを読んでみる。
サムっとプラカン、トラン、ノンボラ、ウドムタニ、バンコク
全国各地から押し寄せている。日曜日なのだろう。家族連れが多い。こどもを抱いてきているもの、ややお年寄りの手をひく人。
全国各地から押し寄せている。日曜日なのだろう。家族連れが多い。こどもを抱いてきているもの、ややお年寄りの手をひく人。
タイ人の観光地、中国人やファランがだれ一人いないのが最高だ!
これがプートック山の入り口
アピチャートは昔の交通事故でやや足を引きずっており、またウッドボールの試合に
響くので登らない、という。
入り口の注意書きは「お寺としてのマナーが書かれている。
◎服装は注意(肌を出すようなものは禁止)
◎あまりわいわい騒がない、といったような内容
まあ、岩山全体がお寺であって遊園地やパークではないということか。
お寺であっても拝観料とかいじましく取るどっかのお寺と違い入場料は無いのはありがたい。
案内図をよーく見ると茶、カーキ色、濃茶、赤茶、茶、きつね色、カーキ色の7色で台地がデザインされている。
つまり7層、または7階の台地が重なっていることになる。このお寺は7重の塔ともいえる。岩だけだが。
降りてくる人は疲れ気味。こんな板の階段がしばらく続く。アート君たち、ぼくちゃんをほっといて行きたがるんだ!
私はあまり後先を考えずにここまで来たのだから、一歩一歩一段一段階段を昇り、疲れたら休めばいい、と言い聞かせて登る。
多くのタイ人に降りてくる時に出会う。できるだけ笑顔で昇る。相手は「スッスー」と励ましてくれる。
「頂上はもうすぐだよ」「頂上はすばらしく、気持ちいいよ」と励ましてくれる。極めてポジティブなタイ人。
「とてもきれいな景色が見れるよ」と。すれ違うタイ人たちが励ましてくれる。
私はアート君の私に合ったペースで案内してくれるのに2,3歩あとからついていく。
着実の数千の階段をぐるぐる上り詰めた。下を見るとこんな感じ。石でできた階段
ありがたいのは大きな板の手すりがある事だ。でも、アート君らは若い、どんどん上に消えていく。「待ってくれよ!」
ところでこんな岩肌に誰が回廊を作ったのか?
踏み板が捲れて上を向いている(おそろしや!)
ゆっくりとこの曲芸師の造った回廊を写真を撮りながら登る。
こんな感じだ。
とにかく脳裏に浮かぶ!
支え棒を誰が取り付けたのか?岩をだれが削ったのか?何を考えて作ったのか?
いや何が人をこうのように動かしたのか?どうしても子供を連れて行かねばならない理由があるのか?登るのを目撃しなかったが下るのは左腕で抱えているお父さん。もつらいもんだ!
いや何が人をこうのように動かしたのか?どうしても子供を連れて行かねばならない理由があるのか?登るのを目撃しなかったが下るのは左腕で抱えているお父さん。もつらいもんだ!
あれれ、踏み板がめくれている!危ない!南畝堂でも!
岩にちょっとしたくぼみを作ればすぐに仏像を飾る。
立ち止まって手を合わせるほど余裕はないのだが。
何段目まで来たのか知らないがこの先には小さな岩のサーラがあった。
岩のサーラの上に小岩が二つのせてある。草屋根に見えるのが不思議だ。
途中にお坊さんたちとすれ違う。瞑想するためらしい。