20歳の時に探して会ってから、気が付いた事は
片付けができない母・・ということでした
父親の家系は皆、きれい好きで片付け上手
母は、忙しくて片付けなんかできなかった・・と
言い訳ばかりしてましたが
自由な暮らししている現在までも、それは変わりません
隙間という隙間 空間、壁、床、空間すべてに
どんどん物を置き、詰め込む
床は物が散乱していて、足の踏み場を探す
今はやりの、ゴミ屋敷
買い物好きだったので、買えばゴミ
食べ物の残り物は腐って乾燥したまま真っ黒に
キッチンの卓の上は数十年、置いたままで時が止まったよう
昔の薬袋が埃まみれ、さびた缶詰が転がり
隙間ないその卓上に、ようやく乗せてある 食器には
昨日、その前に食べた残り物がいっぱい、布をのせている
キッチン窓枠には、何十年物の汚れた洗剤容器が並び
使えなくなった歯ブラシコップ、ゴミくずで埋もれ
せっけんが干からびていて
見るからに、真っ黒でべたついているので触りたくない
こんなに汚い流し台と、流しは見たことはない
トイレは、昔の公衆便所の匂い
掃除しても変わらない・・壁から替えないと・・
部屋に掃除機をかけても、何かを吸い込むので
直径1メートルしか、かけられない
家の数か所にネズミ捕りが置いてあるのでびっくり
以前、食器棚にある何十年も使わないような物を
片付けたら乾燥したゴキブリ2匹がいましたし
少しだけ、処分したら
「クマがみ~んな捨てちゃった」と言います
それからは家に行っても物には手をつけられません
週2回ヘルパーさんが来てくださっているが
入浴補助と洗濯しかできないのでしょうね
不衛生で汚いゴミ屋敷に来てくれるだけで、有難いです
家は古いですが、コンクリートで頑丈なので
ネズミもゴキブリも、きっと住みやすいでしょう
クマは住みにくいですよ
クマが福岡に行った時からずっと、母は
恨みつらみ言いたい放題言ってましたが
こちらに戻ってから、クマが数回
家に行くようになってからは
気の強い母は、安心したのでしょうね
言葉などが 変わってきました
ゴミ屋敷だけはどうにも変われませんが
クリスマスを母と一緒にと思い、料理やケーキを持ち
旦那と孫姫とクマで、電車に乗っていきました
車窓を楽しめましたよ
真っ白な富士山、武蔵野台地の木々を眺められました
孫姫も遠足気分で喜んでました
服のゴムを入れ替えや裾上げの為、お裁縫道具持参です
皆で笑顔いっぱいでおしゃべりして、食事
隅っこにあったミニミニ机を出すと、埃と蜘蛛の巣
汚い雑巾で拭いてから、来年のカレンダーを1枚とってのせ
テーブルクロスの代わりにしました
10畳よりも広い部屋でも 物(ゴミ)に埋もれ
4人で正座状態です
案の定、見たこともない虫が出てきて、孫姫は悲鳴~
旦那が紙で押さえつけて捨ててくれました
おちおち、ゆっくり食べてられませんが
母は「狭いながらも楽しい我が家」と笑顔でした
(片づけて清潔にしようよ~)クマの心の声
幼い時に分かれた母は、すぐ再婚してから数十年
数年前に旦那さんが亡くなり1人で、頑張りましたね
寂しい今の生活が、少しづつ楽しくなりますように
1週間後の 1月元旦には

次男家族と一緒に 母の家に行く予定です
カセットコンロ、プラスチック皿、お椀
飲料、料理全て 持参で行きますよ
にぎやかな男の子2人・・じっとしていませんし
座る場所・・・あるかな?
それが心配ですね