レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1941 梅雨入りした日南    (Photo No.13463)

2016年06月06日 22時00分50秒 | 花、植物
南九州は先週の土曜日(6/4)に梅雨入りしたもようだと言っていま
したね。日南も雨が続くので、今日は家の周りのアジサイなど傘を
さしながら撮影してみました。ほとんどが自宅の庭に咲いている花
です。雨の中の撮影も、面白いですね。花や葉に付いた雨雫がキラ
キラしてきれいです。雨の中の撮影も、たまにはいいものです。

【撮影日】2016/06/06 15:59:35.58
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/4 1/160秒

今日も朝から雨の日南です。これで3日連続の雨となりました。
天気予報を見ると明日の午後から天気は回復して、あさってに
は、晴れ間も出るような予報になっています。ジャカランダの
花の撮影はあさってですね。ちょうど今週が見頃になるようで
すから、ちょうどいいかもしれません。

昨年の6月に公開された映画「海街diary」をご覧になった方も多い
事でしょう。今年の3月には日本アカデミー賞の作品賞、監督賞、
撮影賞、照明賞と最多4冠受賞も達成して、確か先月にテレビでも
初放送されたと思います。私も実際に映画館で見ていなかったので
テレビ放映されたのをちゃんと録画して、先日、その録画を見たの
ですが、4人姉妹の心温まる物語に、終始目頭が熱くなってしまいま
した。最近特に涙腺が弱くなったような気がします(笑)。
ロケ地も鎌倉の極楽寺駅周辺で、私がよく撮影に行っていた場所でし
たので、とても懐かしく思いながら映画を見ていました。それにして
も本当に「人の優しさ」が溢れていた映画でしたね。原作の吉田秋生
(よしだあきみ)さんという女性は、私の1個先輩なのですが、女姉妹
の感情表現を文章にするのが本当に上手だと思いました。いや、その
表現力の素晴らしさは凄いと思います。具体的にここで、その文章を
出してしまうと、著作権等の問題があるので控えておきますが、例え
ば、40歳くらいの独身の女性で、仕事がバリバリできるAさんという
人がいたとします。そのAさんが、ある時、取引先の飲み会に誘われて
、その席上で取引先の社長さんから
「Aさん、うちとの仕事もずいぶん長くなったね。そろそろ若い子に
 引き継いだらどうかね。」
と言われてしまったとします。きっとAさんは、あまりにも思いやり
の無い社長の言葉に、かなりのショックを受けるはずですよね。
そして
「こんなに長い間あの取引先に貢献してきたのに、若い子に代われっ
 ていったい何よ!。」と思ったに違いありません。そして、飲み会
が終わって、最寄の駅に着いて、自宅まで歩いて帰る途中に、今日あ
った出来事を思い出すのです。その時のAさんの感情の表現を、小説
にする時、普通の人なら
【A子は、宴会先で言われた「若い子」という言葉に、いつもに無く
 反応してしまった。「私はこれまで、どれだけあの会社に貢献した
 と 思っているんだ、あのバカ社長め!!!。若い子と代われだと。
 ふざんけんな!。どうせ私は仕事しか脳の無い年増の女かもしれな
 いけど・・・。ああ、悔しい!!。スケベ親父の社長って大嫌い。」】
と言う様な言い回しを書く人が多いのも知れませんが、
きっと「海街diary」の原作者の吉田秋生(よしだあきみ)さんは
【A子は、仕事の帰り道に、先ほどの取引先との宴会での言葉を思い
 出していた。なぜ、あの社長は、そのような言葉を私に投げかけて
 きたのだろう。もしかして、私の事を、ビジネスパートナーとして
 ではなく、一部分、女として見ていた部分があったのだろうか。
 それに対して私は、あの社長の振る舞いや言動に対して、少なからず
 抵抗があったのは事実で、その事が、自分の知らない内に振る舞いに
 出てしまって、あの社長に気づかれてしまったのかも知れない。】
と、相手を一方的に責めるのではなくて、何故?とその理由を考えて
まずは、事実を分析・判断してから文章に表現する作家なのだと思いますよ。
今の世の中、こんな人は意外と少ないのかも知れませんね。もっともっと
この人の本を読んで、吉田秋生という作家を分析したいと思います。

今日のお薦めの焼酎は梅ヶ枝酒造の「ぎんた」という焼酎です。
長崎の麦焼酎です。この焼酎は地元の佐世保市でずっと愛され
ている麦焼酎のようです。ロックで飲んで見ても、麦の香りが
よくわかります。さすがに晩酌用なので、飲みやすい麦焼酎に
仕上がっていました。

今日のお薦めの曲はもとまろの「サルビアの花」です。この曲も
青春時代を思い出す歌ですよね。ちょっと悲しくて切ないメロディ
がずっと記憶に残っています。確か、好きな人がお嫁さんに行って
しまう、いわゆる失恋の歌でしたね。

赤紫のアジサイの花に水滴がいっぱい付いていました。 (Photo No.13462)

2016年06月06日 21時59分21秒 | 花、植物
いい色合いのアジサイです。アジサイは初夏の6月に見頃を迎える
花ですから、雨に弱いと言う事はないと思いますが、やはり雨より
も雨上がりの明るい日差しを受けたアジサイが、撮影には向いている
ような気がします。あー、お日様が恋しい~!。

【撮影日】2016/06/06 16:02:04.19
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5 1/80秒

アジサイの葉にカタツムリがちゃんといましたよ。 (Photo No.13461)

2016年06月06日 21時58分05秒 | 花、植物
東京では、カタツムリを探すのが結構大変でした。それに比べて
我が故郷日南では、庭先のアジサイの葉を見ただけで、カタツムリ
を見つける事ができましたよ。しかも1匹だけでなく、たくさん
いました。特にブロック塀には、たくさんいましたね。ブロック塀
にカタツムリが集るのには訳があるのです。背中にしょっている
殻を形成するためにコンクリートブロックに含まれる炭酸カルシウム
(有機石灰)が必用なのです。カタツムリはそれがコンクリートブロ
ックにあるのを知っているのです。なかなか賢いカタツムリでした。

【撮影日】2016/06/06 15:54:51.89
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/4 1/60秒

竹の葉は水滴をためこむんですね。驚きました。 (Photo No.13460)

2016年06月06日 21時56分20秒 | 花、植物
竹の葉に水滴がビッシリ付いています。葉がかなり前倒れになって
傾きが強いのに、葉についた水滴が落ちることがありません。不思議
でしょう。実はなかなか知られていない竹の葉の表面。手で触ってみ
ると意外と抵抗があるんですよ。ツルツルしいなくて、ザラツキがあ
るのです。そのザラツキが、こうして雨の雫を溜め込む見たいです。

【撮影日】2016/06/06 15:56:50.80
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/4 1/100秒

淡いアジサイの花の色。まさにこれがパステルカラーですね。  (Photo No.13459)

2016年06月06日 21時52分30秒 | 花、植物
白、クリーム色、淡い紫、そんな葉が密集していて、どことなく
メルヘンチックな世界を思い出させる色合いですよね。私は衣類
にしても、原色のような強い色ではなくて、淡い色が好きですね。

【撮影日】2016/06/06 16:00:15.37
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/4 1/320秒

アメリカデイゴの赤い花が見頃です。  (Photo No.13458)

2016年06月06日 21時50分51秒 | 風景
沖縄民謡の島唄の歌詞に
 ♪でいごの花が咲き、風を呼び 嵐が来た♪
とありますよね。ちょうど、今の季節、日南では
このデイゴの花が咲き出してきます。真っ赤な
花びらはまさに南国らしい花の色ですよね。

【撮影日】2016/06/06 15:58:21.53
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/4 1/80秒

これもアジサイの仲間です。(Photo No.13457)

2016年06月06日 21時48分27秒 | 花、植物
これはヒチダンカという種類のアジサイかも知れません。よく
目にするアジサイです。でも自然の中でなかなか見ない品種ですね。
もし人間が意図的に植えたとしたら、この花もきっと自生して
大きく育つと思いますよ。

明日は午後からでもいいので、お日様が顔を出しますように。
それではみなさん、おやすみなさい。

【撮影日】2016/06/06 15:51:28.64
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/4 1/60秒