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待っていました。春一番!
あとは「お水取り」が済めば ここにも春が
駆け足でやってくる。辛夷のつぼみがもうこんなに
膨らんでいるとは・・。
「春休みは 宿題なし」と弾んだ声で孫が言ってくる
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オイオイ まだ三週間も先のこと、その前に
「通知表」があるだろ
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実はこの老女も「春休み」が大好きだった。「組替え」が
あり、先生も変わるし、教室も変わる。誰と一緒の
クラスになるかな? 先生は?
新しい教科書を買う日、ほんとに進級できるんか?と
からかう母親。当時はドキッ!と心配したものだ。
大阪の街中でも、当時は土筆もレンゲもあったし
メダカやオタマジャクシだって捕れたんだから。
重い上着、分厚いズボンからセーター、スカートに変身
子ども心にも“気分一掃”を味わった折節が
あったのですね。