のんびり起業を目指す日々

好きなことを勉強しながら、のんびりとお惣菜屋さん開業をめざす毎日です。

2つの伝統大根

2018-01-16 07:38:57 | 果物 野菜
皆様おはようございます。

とうとう風邪をひいてしまいました。
熱は上がってきて38度、薬を飲んで、無理をせずいきたいと思います。

さて、今日の話は大根。



左が宮重大根、そして右が練馬大根。

宮重大根は今主流の青首ダイコンの元になった品種と言われています。

昨年の11月、この大根の復活を目指す清洲に問い合わせてみました。
今年は天候の影響で、生育が悪く、小さなものばかりとの事。
それを聞いて、愛知に大根を探しに行くのはやめました。

しかし、先週、東京の碑文谷というところのイオンでこの大根を見つけました。
ただし千葉県産です。

持ち帰り、料理したり、おろして味見したりすると、確かに青首ダイコンの元になったのだろうという、しかしながら、それよりも甘く、大根臭さの無い美味な大根。
この味で、大きく太い品種を作ろうと考えたのだろうと想像出来ました。

一方で練馬大根は、ねっとりとした肉質で水分はやや少なめ、辛味が弱くコクのある風味です。
一般には沢庵用として知られていますが、煮物にしてみると、煮崩れしにくく、こってりした味付けには、向きそうに感じました。

ほとんど市場に出回る事のない練馬大根ですが、こういう味の系統を引き継いだ大根の品種があっても良いのかなと思いました。

食べ比べてみると、思ったより違いがあるものです。
おろしで食べ比べると、差がわかるように感じました。

地方の伝統の大根。
もし、みかけたら味を見てみてはいかがでしょうか。

それでは皆様、良い一日を。