皆様おはようございます。
何週間か前に入ったニュースで、2021年のNHK大河ドラマが渋沢栄一の物語になるとありました。
渋沢栄一は埼玉の出身で、その生家や資料館が深谷市の北部にあり、川向いの太田市境地区にある友人の墓参りついでにそれらを訪ねたこともあります。
資料館北側には論語の本を手に赤城山を望む大きな渋沢栄一像があります。
この論語についてわかりやすく書かれた本を、まだ運転手だったころの隙間読書で読んだことがありました。
その内容が日本人の道徳観に根付いていることを感じ、渋沢栄一の「論語と算盤」にも興味を持ち、その後に現代語訳版と原版を読みました。
原版の方は電子書籍で読みました。
こちらは古い言葉とはいえ、より本人の意により近づいているような感覚がしました。
気に入っている祈祷師を追い払う場面では、「あんたら、ばかとちがうかねぇ!」(そういうセリフは本文にはありません)という埼玉弁で喝破する姿が脳裏に浮かびました。
また、若者には厳しくしなさいと言うくだりもあり、熊谷など埼玉北部のおっちゃんは、私が若いときもまちがったことをしていると、「コラァ!」と怒ってきて「~だがね!」と諭されたりした記憶があり、そう言えばそういう埼玉北部イズムは伝統だったんだ。と親しみを感じながら読めました。
本の内容は全般に今に通じる部分も多く、特に利益追求だけでなく道徳も重視した人物が資本主義の始めの時期にいたということは、ありがたく感じました。
こういう人物がお札に印刷されることにもなるのですから、身の引き締まるところです。
私は、道徳を教えるほどの人じゃないので、パソコンの時代なので、「スポーツと表計算ソフトと会計ソフト」にしようかと思います。
さて、今週は週末に忙しくなるので、今のうちに自宅周辺にこもって起業への取り組みを進めました。
肉の調理について本を読んで実際に試したり、起業コンセプトに沿ったレシピを一つ作ったり。
またネットの販促の事を簡単に勉強したり、内装改装中の現場を覗き込んで観察したり。
面白いことはないし変になってきていますが、他にも色々です。
いろいろまた手が広がって起業の進捗が遅れているのではと、気になって取り組みを書きだしたり、時系列に書き出してみたのですが、昔のメモを見ると2月がまず最終チェック地点だそう。
記憶というものもあやふやになりますので、記しておくとハッとすることもあります。
取り組みの重要度も書き出したものに優先度をつけたら、優先度が5と思うものがあまりできていなくて4が進んでいることにも気づきました。(5段階で5が最高点)
こういったところも修正して、不要なことは切り捨てて進めていきます。
最後に余談ですが図書館で借りたもの。
左官職人のDVDはYou tubeでも見られたようですが、淡々とカットすることなく作業が収録されて貴重な映像作品でした。
完成したものが最後にびしっと仕上がって、「私たちは1mmも狂わない仕事をしてきましたから」の言葉を聞いたときには、自分は絶対まねできないけど、こういうことをするときには「平らにする気持ちは持とう」と感じました。
CDはなかなか取り掛かるまで気がのらない電気工事士の技能練習中に流す予定です。
それでは皆様、良い1日を。
お詫びと訂正、
渋沢栄一の大河ドラマは、来年ではなく再来年、2021年の予定のようです。
訂正、お詫びいたします。