皆様おはようございます。
毎年早めに仕事を一旦終わりにして、暮れから再始動する事にしています。
休んでみると、昨日は昼から寝てしまったり、いろいろとこれまでの疲れが溜まっているような症状が出ました。
ゆっくり休んでから、再始動しようと思います。
さて、今年志賀町で、美味しい枯露柿が特産であることを知りました。
もともと、枯露柿というと自分は山梨のイメージがあったので、この枯露柿の季節に両者を食べ比べる事にしました。
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左は山梨の枯露柿。
右は志賀の枯露柿です。
山梨のものは蒲田の駅ビルで買いました。
志賀町のものはネット通販で注文しておいたものです。
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半分に切って比べるとこのようになります。
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山梨の枯露柿を食べます。
甲州百目という、私自身も干し柿にした経験のある品種で作られます。
乾燥した山梨の気候のせいか、外側は硬めになり、中が柔らかい仕上がりです。
作業工程で転がして中身を揉むと聞きます。
香りはあまり感じず、中の黒く仕上がった部分は黒糖のような味合い深い風味に感じました。
硬くなった外側の部分も、噛むたびに風味が出てきて味わい深いです。
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こちらは能登志賀町の枯露柿です。
この地方でしか作られない、最勝という品種の柿で作られます。
海が近く天気の変わりやすい独特の気候のせいでしょうか、全体的に均一にしっとりとした仕上がりです。
能登の神子原の直売所で今年の2月に買ってきたものは、もう少し硬めであんこのような風味でした。
この志賀のブランド枯露柿はそれよりも柔らかめで時折フルーティーな香りがします。
甘さは飴のような、自然な甘みです。
色あいも綺麗ですね。
同じ枯露柿という品名でも、ずいぶん特徴が違うものですね。
現地の気候もそれらの特性に表れているようで、面白く感じました。
皆さんも、いろいろな土地の干し柿が出ていますので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
それでは、良い一日を。