御茶ノ水界隈に来た時で時間があれば
ほんの少しの時間でもいいからここに足を運ぶ。
大きなビル群の隙間にこんな空間があるのかと
心が何かから解放されて悩んでいることや
忙しさがたいしたことないように思えてくる。
ここにはかの有名な孔子が祀られている。
学生時代は論語が遥か昔の教えで
いくつか知ってはいても実感としてピンと
くることはなかった。
20代や30代の人生経験ではわからなくても
仕方ない。
やっと50を過ぎて人生の酸いも甘いも経て
わかることがある。
紀元前の中国の戦国時代に75くらいまで
当時としては異例の長生きしたお方である。
孔子廟でなにを感じるかはその人次第。
不思議な空間であると思う。
湯島聖堂のすぐ近くに神田明神がある。
商売の神様で有名なここには年始に企業戦士たちが
たくさん押し寄せる。
派手なこの神社にはあまり足を運ばない。
何故だろう、心落ち着く空間ではないと感じる。
御茶ノ水は飽きない街だ。
北上すると湯島、上野あり
南下すると神田小川町、神保町から皇居がすぐ。
西に行くと水道橋で
東に行くと秋葉原と
東西南北歩いて散策できる。
最後に御茶ノ水には大病院がいくつもひしめく。
あと、guitar始めバイオリンなど楽器屋さんが
沢山ある。
写真のニコライ聖堂を美しいと思う人は
そんなにいないでしょうか。
東京ビル群の狭間に意外と面白く美しい名所は
たくさんあります。