そういえば昨年の晩秋から初冬にかけて
上野の東京都美術館でムンク展が
クイーンの映画ボヘミアンラプソディーがあった。
どちらも2回ずつ足を運んだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/f6/516682efac76f1221ac0047761cd22db.jpg?1559208392)
叫びの絵ばかりがクローズアップされているが
女性をテーマにした絵や地元のフィヨルドを
背景に書いた絵など、今回は200以上の作品を
じっくり観ることができた。
およそ100年くらい前に描かれた絵にも関わらず
現代人にも共通する不安や悲しみや恐怖みたいな
心象にどことなくはっとする。
ムンクの若い頃の綺麗なタッチの絵が観れたことや
意外にも少女から成熟した女性まで
様々な顔をもつ女性の本性みたいなものを
感じ取れて何度も立ち止まり思いに耽る
楽しいひと時を過ごせた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/23/6c55b9a3825d30ea043ac3ebd8c5c793.jpg?1559209190)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/1a/e6a8bb8adc077e6b8d6a080ae07b0828.jpg?1559209221)
独特の絶望感漂う暗さがいい。
不思議と胸に刺さってくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/2c/a499179c4a4658533c7812b818916167.jpg?1559209358)
あんまり期待しないまま上映から2週間過ぎた頃
職場の同世代女性陣が凄くいい涙した
というので一人で観てきた。
ほんとうによかった。
そこには様々な人間ドラマがあって
心打つストーリーであり悲話があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/11/4ea2879f5a0bfb37f9745ae3736bc8aa.jpg?1559213401)
映画のあと数ヶ月はスマホのYouTubeで
クイーンの楽曲に聴き入った。
来日フィーバーは確か中学の時だから
なんとなく覚えているが、自分の若い時は
クイーンの楽曲の素晴らしさに気づくような
感性は全然なかった。
時代の先を行く独創的なチャレンジバンド
だったんだと思う。
80年代、90年代と世界的に大ヒットした
ミュージシャン達の根っこや萌芽が
クイーンにあるような気がしてならない。