昨日午後、松戸市秋山にある遠藤ドッグ訓練スクールにななを連れて訪れてみた。家から車で20分くらいだから意外と近かった。
私の発案ではなく、連れがTVの保護犬で数ヶ月訓練士に預けたら、暴れ犬が見事になついて言うことを聞くワンちゃんに変身した様を見たらしい。
それに触発されてネットで自宅周辺の訓練スクールを探したみたいだ。私は気乗りでなかったが、話(悩み)だけでも聞いてくれるとHPにあるので重い腰をあげてみた。
駐車スペース挟んで二つ大きな建物がある。一つはドッグカフェ&ブリーダーからのワンちゃん販売。もう一つが訓練室とワンちゃん美容サロン。
ドッグカフェでお待ち下さいと案内され、訓練士の一人(女性)の方とお話しする。ななは始め落ち着きがなかったが、その訓練士の方が来たらテーブル横で静かに伏せて待っていた。
連れは、ななの噛み癖(甘噛み)と散歩であちこち動こうとする癖をなおしたいと言う。「旦那さんはななちゃんのどこにお困りですか」とふられたので、正直に「今のところどこもありません」と答えた。
いろいろ話すうちに、ラブちゃんの特徴でズルがつくほど賢い犬種で、活発なワンちゃんなので飼い主さん次第で良くも悪くもなりやすいワンちゃんですよと。
あと、生後4ヶ月から5ヶ月くらいでしつけの訓練が1番理想的で、1歳過ぎるとそのワンちゃんにもよるが手や時間がかかるとのこと。
そんなの当たり前に私には聞こえるが、連れはなるほどそうですよね〜と、もうこれからでは遅いですかと聞いている。三つ子の魂百までというのは人間だけでないだろう。
大人になるまでの性格形成や生活習慣、人との関わり、犬同士のコミュニケーション能力は、ワンちゃんの場合、1歳から1歳半である程度でき上がる。
しかし、人間もそうだが、それ以降の長い人生で気づいたり変わる部分が必ずある。そもそも、ワンちゃんにとってどういう行動できることが一番の幸せなのか?それは誰が決めるのか?
いろいろな疑問が生まれる。お座りやお手、伏せがちゃんと出来て、散歩は人の左後ろを追い越さないように歩けなきゃいけないのか?ワンちゃんへのしつけというのはやはり人間本位の満足によるものだと思えてしまう。
ドッグカフェの廊下をご褒美肉(スティックサイズ)をたくさん持って、訓練士さんが30分ほどお座り、お手、伏せ、ちゃんと左後ろを歩けるようにデモンストレーション訓練してくれた。
ななは驚くほど従順にお手まではできるようになった。伏せはまだ練習が必要みたいだ。偶然だが、その訓練士さんが飼ってるワンちゃんが黒ラブで名前も「なな」で驚いていた。
訓練士さんからの早急な勧誘は無かった。訓練が必ずしも必要なワンちゃんではないですよとも言われた。良心的なワンちゃんスクールだという印象だった。
連れは、週一1時間くらい訓練を受けたいと言う。私はあまり気乗りしないが、何回か連れの気が済むまでと思ってる。私の散歩もその訓練を生かすようにしなければ意味がなくなってしまう。
そんな厳格にしつけしようとは思わない。家族とにゃんこ達と他人に迷惑をかけなければ、伸び伸びと自由度を与えて育てたい。