にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

Number1010「藤井聡太と将棋の天才」将棋特集号

2020-09-04 17:51:00 | 日常

 スポーツ雑誌の草分け的存在である「Number」が1010号目にして初の将棋特集を組むとは!スポーツの話題以外で初の試みだそうである。

 昨日の販売日で本日本屋に行ったら「売り切れ」です!と言われた。慌てて近くのコンビニを探して3軒目にあった。そこも最後の一冊だった。

 発売日初日で完売した書店が多かったため3万部の増刷が決まりすぐ公表の運びとなったらしい。信じられない現象だ。それだけ世間が藤井聡太棋士の凄さを騒ぎ始めたということだろうか。

 社会のいろんなマイナス要因が偶然に重なって、コロナ禍で暗いニュースが多い事、文化・芸術、スポーツが壊滅的で我慢を強いられていることなど、天才出現が明るい希望に満ちたニュースになった。

 コアな将棋ファンにとってはもう3年前から驚きの連続だから、時間の問題でこうなる事は予想していた。でも、世間がこれほど騒いで注目するとは誰も予想してなかっただろう。












 天翔ける18歳! 最年少二冠の輝き!
天才が切り拓いた新時代! 記録で辿る異次元の歩み!

 売れる雑誌の編集者たちはインパクトある見出しを次から次へとよく生み出すものだ。

 将棋のプロ棋士達は、最善の一手に人生の全てを懸ける。普通棋士人生でその渾身の一手は4手から5手あるかどうかと言われている。

 次々と記録を塗り替える驚異の18歳は、ビックタイトルを二つ取った全八局で既に渾身の新手を何手も炸裂させて王者達を震撼させた。

 勝負の世界に生きる天才たちには、スポーツの世界でも同様なことが起こるのだろう。才能と才能が火花を散らす姿は、なぜ我々に激しい興奮を呼び起こすのか? なぜ我々の胸を打つのか?

 勝負事の感動や熱狂は、スタジアムでも盤上でも同じように巻き起こるとナンバー編集者は言っている。勝負の世界を生きる天才たちの実像と思考に迫ると。
















 藤井二冠が誕生してから、すぐ取材が始まったのだろう。将棋界のトップ棋士たちがこれほどの取材インタビューに実直に答えている。

 編集後記に短文であるが、どうして将棋を特集したかの動機が書いてあった。

「18歳の誰もが舌を巻く圧倒的強さに、『最強』が大好きな小誌も黙っていられませんでした。知力をはじめ心技体すべてを懸け真剣勝負を戦う棋士は紛れもなくアスリート。藤井二冠を中心に、将棋という競技と棋士の魅力に迫りました。」




 

 


『こうかいぼう』@東京都江東区門前仲町

2020-09-03 18:32:00 | ラーメン探索

 台風の影響だろうか、湿度の高い暖かい空気が日本列島に流れている。真夏の蒸し暑さが戻ってきた。

 海水温が高いエリア続くので、台風の勢力が衰えるどころかエネルギーを蓄えて増大してるみたいだ。

 門前仲町まで足を伸ばして久しぶりに「こうかいぼう」のラーメンを食べたくなった。11時に営業開始で11時半前に到着したが7、8名並んでいた。

 相変わらず夫婦2人で忙しそうに手際よく切り盛りしていた。奥さんのしっかりとした優しい声かけに来て良かったと思う。

 旦那さんも働き者で、奥さんがお代の受け取りや客の案内で手が空いていないときは、厨房から急いでカウンターまで出てきて食器の片付け等をする。

 これだけの繁盛店だと2人で切り盛りするのは大変だ。ここに来るたびにお二人夫婦の働き振りに感心させられる。どんなに忙しくても下町の粋な心遣いを忘れていない。



















 初めて食べた5年前と変わらずホント美味しい。このラーメンは心の底から好きだ〜、美味しい〜と叫びたいくらいだ。

 脳の中枢神経が興奮して、美味しさのあまりじ〜んと軽い麻痺を起こしている。ラーメン作りに命懸けた夫婦がたどり着いた作品。

 魚介、豚骨、鶏ガラの複合体スープがいい按配でまろやかに仕上がっている。角がなく、油の少ない、しょっぱくなくあっさりしてるようで深みと奥行きのあるスープだ。





















 今回は卵かけご飯をセットでオーダーした。卵かけてスープも投入してこれまた美味しくいただけた。ご馳走さまでした。

 お店を出る12時過ぎには20人くらい並んでいた。この数年、若い人より中高年の特に50代女性団体さんが増えてきた。そんなに押し寄せないでください。




ハマりそうな女性シンガーソングライター

2020-09-02 19:05:00 | 日常

 女性のJ-POPで久しぶりに胸に染み込むシンガーソングライターを見つけた。数年前からそれとなく知っていたが、Apple musicでイヤフォンつけて聴いてみたら驚いた。

 通称『あいみょん』、25歳。アコースティックギターで歌う姿をTVで見たりしていたが、大ブレイクソング『マリーゴールド』をフルで聴いて詩の内容、メロディーラインの素晴らしさに感動した。













 昭和の時代に井上陽水、吉田拓郎、ユーミンが大ブレイクして、平成にミスチル、スピッツが大ブレイク。この流れを受け継ぐ令和の歌姫になる素質をこの1週間、彼女の過去3枚のアルバム曲を聴いて感じている。

 失礼ながら、私が大好きだったスピッツや浜田省吾の女性版という面影や匂いがした。彼女が影響を受けたミュージシャンを知らないが、アコギ一本で弾いて歌える青春の香りする歌がスピッツの初期の楽曲に似ている。

 また、男性目線でありながら心情は女性らしい繊細さと大胆さを兼ね備えた素直でピュアな感性が、情景がリアルに浮かぶ詩からストレートに迫ってくる。

 あいみょんに少しでも興味のある方でまだフルに聴いたことのない人におすすめ曲です。是非YouTubeで聴いてみてください。「あいみょん 曲名」を入力検索するとすぐ聴けます。

 2018年の「マリーゴールド」
 2017年の「君はロックを聴かない」 
 2020年の「裸の心」

 この三曲は特に秀逸なあいみょんらしい作品です。「裸の心」の詩は、あいみょん自身の素直な心情や不安を赤裸々に見事に表現している。

 それが個人を超えて20代の若者の一般性を見事に捉えていて、恋や未来に揺れる青春の脆さや決意を感じ取れて心配ないよという共感や勇気をもらえる。

 昭和フォークソング、演歌の面影あり、平成J-POPの香りもして、あいみょんの音楽性は本人もどういうジャンルなのか意識していないだろうと思う。時代に左右されない新たな時代のJ-POP音楽を創り出していってもらいたい。




 

煮干し醤油『ムタヒロ』@東京都墨田区錦糸町

2020-09-01 18:23:00 | ラーメン探索

 昨日のお昼、時間が取れたので錦糸町まで足伸ばしてここムタヒロへ。お店に着くまではつけ麺でいこうと決めていたのに、お店に入った瞬間、煮干しの良い香りに誘われて肉煮干し醤油大盛りに変更。

















 

 煮干し系の醤油ラーメンはいろいろ食べたが、私の中ではここが1番美味い。スープだけではなく、独特の太縮れ麺や具材も一級品で美味しい。

 岩海苔と豚、鶏のチャーシューが3枚ずつドカンと入っている。こんなに具材あるのにラーメンが最後まで熱々で美味しい。

 











 季節に関係なく一年中いつ食べても素晴らしく美味しいラーメンだった。
 ご馳走さまでした。また9月に来ます。

 
 さて、テニスのUSオープンが始まった。錦織君が出場していないからではなくて、何故か、楽しみに観る感じがしない。日本のプロ野球、MLBもしかり。コロナは私達の意識の中にまで入ってどこか邪魔している。