穀町にある「山崎の水車」の調査の様子がテレビ放送
穀町にある「山崎の水車」の調査が、信州大学工学部建築学科土本教授研究室
により行われています。
山崎の水車は江戸時代から精米・製粉業を営んできた水車屋で、
山崎川の水を分水して直径3.6mの大きな水車を回し
水車動力による精米・製粉をしていました。
須坂の扇状地の作り出す自然の傾斜と豊かな水を利用して作られた、
産業遺産としての水車遺構を記録し
これからの町づくりに生かす機会となることが期待されています。
調査は、6月26日・27日と2日間行われます。
放送時間
6月26日(木)
・NHK 午後6:00~7:00 イブニング信州
・ABN 午後6:17~7:00 ABNステーション
・TSB 午後6:16~7:00 報道ゲンバ
(市職員原稿から)
上記職員から次のようなメールを頂戴しました。
「水車を調べていくと、水の治水と利水があり、町が形づくられた
歴史があります。氾濫してやまない百々川を治水することにより
ようやく定住し町ができたという歴史があります。
また水車動力を考えていくとエコに行きます。ひとつのことを
見て行くと深まっていきます。そんな感想を持ちました。」
住民の水との闘い、共生の歴史を感じます。
水車がエコに結びつくなど歴史から学ぶことが多いと感じます。
21世紀は「水の世紀」といわれます。
また、先日須坂で講演をされた中村哲先生は、アフガニスタンでほしいのは、「水と食料」だとおっしゃっていました。
今日27日は、千曲川堤防対策期成同盟会の現地調査と総会がありました。
千曲川沿い住民にとって、まさに水との闘いと共生の歴史であります。
小学生の頃、父と風呂に入っているときに、父から「世界中で一番美味いものは何だ?」と聞かれたことを、水を見るたびによく思い出します。
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