三木正夫 好きです須坂! がんばろう!

信州須坂から徒然なるままに様々なことを書き記してまいります。

長野県須坂市 楠ワイナリーに対する私の作成したPR資料

2014年05月17日 | Weblog

長野県須坂市 楠ワイナリーに対する私の作成したPR資料(2013年3月作成)

楠ワイナリーについて

 

須坂市長である私、三木正夫が、楠ワイナリーオーナー楠茂幸さんは、大変奥ゆかしい方でいらっしゃいますので、私がお聞きしたことをまとめました。 

 

ワイン造りを始めたきっかけ

約20年間のサラリーマン生活の中で、仕事でワインを飲む機会が多かったので、自然とワインには興味をもち勉強するようになっていました。また、次第に「ものづくり」をしたいという気持ちが募ってきました。ぶどう作りからのワイン造りは、苗木を植えて育てそれが毎年実を結びワインとなり評価される。手をかけた樹の成長をみることができるし、結果としてのワインも残っていく。つまり努力と結果が見えるわけです。ワイン造りは、まず自然相手の農業であり、科学的知識が必要とされ、また職人的な技術や感性やセンスが必要とされるなど、自分の追い求めたいものが全てそこにあると思うにいたりました。また、当時はほとんど知られていなかった日本での本格的ワイン造りには、挑戦に値する価値があると思いました。また、もし自分が挑戦せずに20年後に日本ワインが普通に飲まれる様になっていた時、「実は自分も20年前に注目したんだよ」と言いながら後悔したとしたら・・・。そんな後悔はしたくないと思ったのです。

 

経緯

【昭和33年長野県生まれ長野県立須坂高校から東北大学 工学部卒業。最初東京の中堅商社にて貿易に、その後 航空機リース会社にてボーイング、エアバスといった大型航空機の購入やリースに従事。20年ほどのサラリーマン生活の後、父親の病気を期に退職し看病に専念。父の死後オーストラリアのアデレード大学大学院に留学し、ワイン醸造学と葡萄栽培学を学ぶ。全くの非農家。

平成15年から16年 2年間アデレード大学大学院で醸造学とブドウ栽培学を履修。

平成16年 須坂市に新規就農(非農家として農地を借りてブドウ苗を植える)

平成18年 ワインブドウ初収穫 以降委託醸造

平成19年 早くも初醸造ワインの品質で注目を浴びる

平成22年 楠わいなりー株式会社設立

平成23年 ワイナリー建設・醸造開始

 

楠ワイナリーを取り上げて頂いたメディア等

○テレビ東京ワールドビジネスサテライトにて日本のワインの新しい作り手として紹介されています。平成23年11月より約1年間同番組のホームページにて動画が見られました。山梨の甲州ワイン、メルシャンワイン様と共に「楠わいなりー」が紹介されました。

http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_10841/

検索するなら、「ワールドビジネスサテライト」

→「特集アーカイブス」→2011年11月15日まで前頁をクリック→「台頭する「日本ワイン」の可能性」

 残念ながら、期限が過ぎましたので現在は、見ることができません。

 ○朝日新聞全国版 平成24年1月25日 「55+」特集記事 「夢のワイナリー」にて取り上げられました。その他、毎日新聞長野版、信濃毎日新聞北信版、日本農業新聞等々、新聞雑誌に多数取り上げられました。

 ○BS フジ「辰巳琢郎のワイン番組」にて楠ワイナリーが取り上げられました。

放映日は、平成24年12月8日午後11時より11時半、12月9日午前11時半から12時。

再放送は 平成24年12月22日午後11時より11時半、12月23日午前11時半から12時。

 ○その他、信濃毎日新聞他に何度か取り上げて頂いております。

 

評価のいったん

○2008年ヴィンテージのワインから長野県原産地呼称認定ワインに。平成25年2月の同審査会では、シャルドネ2011、カベルネs/メルロー2011、メルロー2011キュヴェ・マサコの3点が認定され、さらにメルロー2011キュヴェ・マサコが審査員奨励賞受賞。平成23年の委託醸造によるシャルドネ2009に続いて、白ワイン・赤ワインともに受賞となった。

○セミヨン/ソーヴィニオン・ブラン2008は、平成21年にワイン評論家として有名な俳優辰巳琢郎氏が90社以上参加したワインの試飲展示会「ワイン東京」において、「日本にもこんなワインがあったのか」と着目。自身の名前を冠したBSフジ「辰巳琢郎のワイン番組」において、平成22年に取り上げて頂きました。

○ピノ・ノワール2008は、ワインエキスパートでも有名な女優である川島なお美さんが「難しい品種なのに非常によくできている」と絶賛。

○シャルドネ2009を大変気に入ったタレント中島史恵さんの推奨により、都内グランドハイアットのフレンチのレストランにて扱われることになりました。

○平成24年には、自社栽培の巨峰とワインぶどうのブレンドによるロゼワイン「鎧塚アミュレット」(「鎧塚」とは須坂市にある紀元5世紀頃の東日本最大級の石積み古墳群、アミュレットとは古墳から出土した魔よけのお守りです)が高い評価を受けて、著名パティシエの鎧塚俊彦さんの都内スイーツのお店にて販売されています。アミュレットという名称も鎧塚俊彦さん・川島なお美さんご夫妻にアイデアを頂戴しました。

○楠ワイナリーは、まだまだ生産量の少ない小さなワイナリーです。そのため完売になってしまうワインが多くご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。

株式会社になってからの経緯

○ワイナリー建設にあたっては、地元市民や産業界【利益よりも楠さんの意気に感じて】、行政からのご支援を頂きました。

平成23年1月に資本金が4,430万円となり、同年9月5,600万円、そして平成24年11月に6,665万円となりました。【出資希望多数により、須坂市内では、有数の資本金の企業となりました。】

○平成23年5月には、須坂市地域力創造ブランド化促進化事業の認定第1号となりました。【楠ワイナリーのブランド力が高まることは、須坂市や農産物の知名度がアップするため。ワインツーリズムなど農商工観連携が図れる。】

○平成23年7月には、ぶどう生産農家がワイン製造販売という加工と流通に乗り出すという事業が農林水産省6次産業化の認定事業となりました(北信地域では認定第1号)。

 

 


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