【「すごすぎる」須坂市】
市外からのお客様に「須坂市内の見所はどこですか」と聞かれると、ほとんどの市民は「田中本家博物館」と回答するようです。
田中本家博物館は須坂市を代表する観光名所で、私も田中本家博物館を紹介しますが、ほかにもいくつか、特色のある場所を紹介しています。
先日ご案内した場所は、仙仁温泉岩の湯、楠わいなりー、小池千枝コレクション世界の民俗人形博物館(以下、「人形博物館」という)、須坂版画美術館・平塚運一版画美術館です。
そのときのお客様の感想は「すごすぎる」でした。
人形博物館では、三千体におよぶ世界の民俗人形に驚かれました。
さらには、特別展「小池千枝の軌跡~100年の情熱」(※)の展示を見て、一層感激されていました。
この特別展では、小池千枝さんの教え子である世界的なデザイナー(コシノヒロコ、コシノジュンコ、高田賢三、北原明子、山本耀司など17人)の作品が展示されています。
須坂市は、ひな人形や武者人形、世界の民俗人形、古民芸品、銘仙を中心とした着物、版画、笹本恒子様の写真など、芸術品をご寄附いただくことが多くあります。
これは、須坂市に文化的・歴史的な土壌があることが寄附の要因の一つと考えています。
「すごすぎる」須坂を大切にしていきましょう。
(※)特別展「小池千枝の軌跡~100年の情熱」…人形博物館で11月29日(火)まで開催中。
⇒ http://www.culture-suzaka.or.jp/doll/index.html
(広報すざか平成28年11月号「市長のいきいき通信」に加筆)