須坂賛歌(作詞 新南田ゆり。作曲 安藤由布樹)
(須坂市メールマガジン「虹のほほえメール」第113号 発行日時:2006 年 07 月 27 日 )
2006年7月26日、須坂市出身の宮前丈明さんもメンバーである音楽家グループ「音の絵本」による「音で遊ぼう! フルートとうたのファ ミリーコンサート」が、八十二文化財団の主催により、メセナホールで開催されました。
「音の絵本」とは、「絵本を開くときの、あのドキドキワクワクした気持ちのように、みんなでいっしょに好きな音楽を楽しめたらいいなあ」そんな願いから名づけられたようです。
第1部は、宮前さんのフルートと「音の絵本」代表の安藤由布樹さんのピアノ演奏でした。子どもからお年寄りまで幅広い年齢層でしたが、皆さん演奏はもちろんのこと、宮前さんの軽妙な語り口にリ
ラックスして、楽しんで鑑賞していました。
クイズに正解した子どもには、ステーツ・コイン(state coin、州ごとに模様が違うcoinとのことです。)をプレゼントするなど演奏者と聴衆が一体となっていました。
「譜面どおり演奏しても、うれしい音・悲しい音がでるので、プラスアルファ、意味のある主張をしましょう」という言葉が印象に残りました。音楽だけでなく、仕事でも、人生でも同じだと思いました。
第2部では、宮崎駿アニメーションの映画メドレー、信州にちなんだ歌など、なじみのある歌などを、安藤さんのピアノ演奏で、新南田(しなだ)ゆりさんと女屋哲郎さんが歌いました。
そして、須坂市に親戚があり、幼い頃から須坂に来ていた新南田さんの作詞、安藤さんの作曲による「須坂賛歌」が披露されました。
幼い頃から、須坂に縁のある新南田さんらしく、須坂の特徴をよく表した歌詞で、曲も歌いやすいと好評でした。
子どもにはよい思い出になり、大人は心がほっとするコンサートであり、もっと大勢の方に聞いてほしいと思いました。コンサートを主催された八十二文化財団は、「地域文化の創造に寄与する」を基本理念とし活動されており、多くの実績を残されております。須坂市の文化にも貢献いただいており、コンサートの開催とともに感謝申し上げます。
◎新南田ゆりさん