すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

パラオ訪問とアメリカ訪問と・・・

2015年04月09日 | 日々思うこと

桜の開花とともに市内の保育園幼稚園の入園式ラッシュで、7日から小学校も新学期のスタートです。お昼近くに雨の中を新3年生になった孫が帰宅で、県の「少人数学級編成研究指定校」となり案じた1クラス編成から2クラスになって、保護者だけでなく子どもたちも喜んでいる様子が伝わってきます。

8日は市立小中学校の入学式で、朝9時過ぎに孫たち親子を車で小学校まで送って行くことになりましたが、風も冷たく気温4度の肌寒さです。この季節は何と言っても桜と子どもたちが主人公ですが、誰もいない近くの児童遊園地の片隅の水仙の花は「私も見て!」と言っているようです。日当たりがよいことで年々黄色い花がいっぱい広がってきました。

デンカ社アパートの解体工事はやっと終了し、今週から新しい4階建て単身アパート(40室)の基礎杭打ち工事が始まりました。解体工事とはまた異なる地響きに体調が悪くなるほどで、近隣からの苦情も聞かれ「公害」と思っている住民も少なくないようですが・・・。

このところ桜と統一地方選の原発再稼動の書き込みが続きましたが、8日には戦後70年目にして天皇皇后両陛下のパラオとペリリュー島への戦没者の慰霊訪問ニュースに耳を傾けました。東京から3200キロも離れている南の島は沖縄と同様の太平洋戦争末期の激戦地で、両陛下はかねてより訪問を強く希望されていたことを知り、「悲しい歴史を決して忘れてはならない」と述べられていたことが印象でした。 

そんな中で安倍首相といえば4月末に訪米し、日本の首相として初めて米議会の両院合同会議で演説する予定です。米議会はこれまで戦争責任に否定的な日本の首相を議会で演説させることを拒否してきた背景があり、1941年の日本軍による真珠湾攻撃の翌日、ルーズベルト大統領が対日開戦の演説を行った場で戦争犯罪を認めない日本の首相に演説をさせるわけにいかないという方針でした。

2006年に訪米した小泉純一郎首相は、靖国神社を訪問したという理由で演説を断られている経緯があるだけに、今回の日米同盟強化のために沖縄辺野古への基地移転を“手土産”にしようとする安倍首相の訪米には首を傾げてしまいます。

3枚目の写真は9日の青海中学校の桜並木です。一週間前の蕾が見事に開花で、夕方孫たちをプール教室へ送迎したときに駐輪場の横から撮りました。明日は天津神社の春大祭、神輿がぶつかり合う“けんか祭り”で、この日に休診する医院もあり、地域を上げてのお祭りです。