すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

「3S愚民政策」と国が滅ぶとき

2015年04月27日 | 日々思うこと

今日は気温25度を超す夏日となり、昨日に続く5月下旬の暑い一日です。午後から免許証更新で糸魚川地区交通安全協会(警察署)へ行き、その後はあちこちで用事を済ませてから姫川桜づつみまで車を走らせました。今年は桜づつみの満開の桜をなかなか撮ることができず、久しぶりに上流の「奴奈川の里(ぬながわ)公園」まで足を運びました。

姫川右岸の堤防沿いの桜並木は海岸線からここまでの数キロはダブルに植栽され、これより上流は一本植えになって、直ぐ下にはハナミズキが平行して植えられ紅白の花が見ごろでした。公園近くのセメント工場の騒音を除けば、のどかで頚城の山々が一望でき東屋やトイレも完備のおすすめの公園の一つです。

統一地方選後半戦が終わり前半戦と同じく全国的にも無投票選挙区が多く、加えて投票率の低下は一体どうしたことかと嘆いてしまいます。政治に関心が持てないと言われてしまいそうですが、いつの世も暮らしと政治は直結しており民主主義の危機的状況ではないでしょうか。いつも上京する度に感じることは、若者だけでなく何処へ行っても人々はスマフォ片手で今や珍しくない光景です。

終戦後、GHQは国民の関心を政治に向けさせないようにする「3S政策」(Sport、Screen、Sex)といわれる愚民政策を広めてきましたが、この「Screen」がカタチを変え世代を超えて今に至ったのかもしれません。国民はこれをむしろ喜び迎合しながら、お金がすべての物指しの“物で栄えて心で滅んだ”戦後70年目の日本があり、マスコミの存在があることも見落としてはなりません。

そんなことで安倍首相の米国公式訪問を注視ですが、大型連休を前にしてネパールでの大地震は死傷者が1万人を超え、200キロ離れたエベレスト周辺のベースキャンプも直撃という地震の恐ろしさが伝わってきます、そして地震が起こる度に原発を重ねますが、先日の「脱原発者」による無人操縦機ドローン事件も不可解なことが多く、政府が何かを隠そうとするときは決まって様々な事故や事件が報道されてきたことを考えると目が逸らせないこの頃です。