桜の花とともに告示された9日間の統一地方選前半戦が終わりました。大阪の知人が「自民・公明・維新に一票なら“戦争への一票”」とネットで訴えていましたが、新潟県議会では多くの知り合いらが涙をのむ結果となりました。過去最低の5割を切る投票率で、自民が53議席のうち絶対安定多数の32議席を占めるという変わらぬ県議会となりました。無投票当選率も過去最低の2番目に高い30%で16人が当選し、このうち13人が自民というこちらも変わらぬ構図です。
世界最大出力の原発立地県の県議会にあっては、これからの4年間は最大会派自民一強で進められてゆくことでしょうが、この半数近くが「車の免許を持たない」無投票議員ですから、これで「県民の意思」とは言いがたい新潟県議会であることを見落としてはなりません。また5回連続無投票というお恥ずかしい糸魚川市ですが、この背景には定数1人区の自民の牙城で候補者のなり手がないという厳しい現状があります。無投票で当選された地元議員には、経済論理優先でなく“生命尊重を基本姿勢”に県議会に臨んでほしいものです。
統一地方選とともに市内の桜も散りゆき、隣りの庭の桜も朝からの強風で花吹雪です。2階のリビングから見るとすでに葉桜の模様で、家族を楽しませてくれた桜の木の下で昨日曜日には遊びつかれた孫たちと休憩です。
ところで3月の年度末ギリギリで高齢者肺炎球菌ワクチンを市内の医院で接種しました。ついでにとピロリ菌の検査をすることにし、先週末には注射と薬嫌いの私が初めての胃カメラを体験・・・、これがまた苦痛で何とピロリ菌が見つかりショックを受けました。ピロリ菌を退治するには抗生物質を一週間服用することが必要で、大好きなコーヒーも控えての除菌の苦しい日が続いています。
今日は初めて、福島第一原発1号機の格納容器の内部がロボットによる映像で発表されましたが、一度事故を起した原発廃炉への道の難しさが伝わってきました。国民の気づかぬうちに巧みに“戦争への道”を進めようとしている安倍政権、さてこれを退治するにはどうしたらよいのでしょうか。