すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

人も建物も角度を変えて見ると

2016年08月02日 | 日々思うこと

梅雨が明けたというのに大気が不安定で、午後からはバケツをひっくり返したような雷雨です。「9条の会糸魚川」の役員会があり「ビーチホールまがたま」へと急ぎましたが、傘をさしてもびしょ濡れです。

雨はいったん小康状態になったものの、会議が終わった3時過ぎにはまた大降りです。途中で買い物を済ませて帰宅すると、糸魚川地域には「大雨洪水警報」が発令され、JR大糸線も一部区間で運休です。上越地域もまた先週と同じく大雨で大変な様子が伝わってきます。

午前11時頃に孫を「サンドリームおうみ」の水泳教室へ送って行った時はまだ晴れており、隣接する青海中学校を撮りました。先日のムクゲと百日紅の花を角度を変えて撮ると、その向こうに校舎モニュメントの塔(?)を見ることができます。ぐるっと移動して正面から見ると人の顔のようですが、3年間在籍中にこの角度から校舎を見ることのない生徒は、多分気が付かないかもしれません。

東京都知事に当選した小池百合子氏、“敵ながら”あっぱれで選挙戦での演説演出は実に巧みな“騙しのテクニック”で、結果的には290万人の有権者を惹きつけました。今日は初都庁ですが、こちらも角度を変えてみるとチョッと気の毒になる光景を目にしました。

新都知事として都議会正副議長(自民公明)への挨拶では記念写真を断られ、さらに最大会派の自民党への挨拶周りでは、幹事長不在でナンバー3が対応です。まるで相手にされていないようでしたが、他の主要各会派では幹事長が対応でした。女性ということで軽視されているのか、「東京大改革」とやらが気に入らないのか、闇のボスが支配する利権まみれの都議会の一幕を見た思いです。

また職員16万人の東京都では、先ず都政の透明性を明言する小池百合子都知事ですが、古い体質を引きずる“村社会”の都議会、その闇のボスといわれる自民党東京都連の内田茂幹事長やオリンピック利権の森元総理らとの対立が続くことは明瞭で、今日の天候のような波乱のスタートでした。