すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

“魔法のくらし”と誕生日

2018年04月10日 | 日々思うこと

今日は糸魚川一の宮天津神社春の大祭“けんか祭り”で、朝から気温上昇で日中は15度を超す久しぶりの青空です。そして私はこの世に生を受けて74回目の誕生日です。昭和19年、二十歳の母は夫(父)が戦地中国へ出兵中で、3歳年下の妹(私の叔母)と実母と祖母の女系家族を守り続けてきました。その私が20年前に亡くなった母の年齢を超えて、この日を迎えられたことに感謝し限られた人生の時間を考えてゆきたいと思います。

そんな中で注文していた「『魔女の宅急便』が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ」(角川書店 ¥1480円+税)が本日届き一気に読み通しました。とは言っても小説ではない本書は写真やイラストが多く、どのページにも釘付けです。帯には「世界で一番おしゃれな魔女は、82歳の作家でした」と、児童文学作家の角野栄子さんの日々の暮らしから学ぶ人生を明るく、鮮やかにいきていくための『衣・食・住』のレシピ集です。

2章「かんたん 食いしん坊」での“料理は素材と手抜き”、「季節の素材やいい調味料に気を遣うようになりました」に共感で、私も美味しいものをいただきながら、これからも元気で魔女宅で“魔法のくらし”をしてゆきたい思います。下の写真は初物の妙高産のコゴミ(こごめ)で、さっと茹でてお醤油とマヨネーズが一番シンプルで春を感じます。

そして本日のNHK、ごごナマ おしゃべり日「五木寛之“100歳人生”を生き抜くヒントとは」、人生100年時代を生き抜く具体的なヒントや、70代が黄金期だと語る85歳の五木寛之さんの言葉に耳を傾けるひと時です。

また魚沼市出身で都内在住のブロ友「わのり」さんは80歳を過ぎてのパソコンに精通する方で、本日のブログを拝見してビックリです。2年前の12月4日、糸魚川社会福祉協議会主催で上映の『ベトナムの風に吹かれて』は、松坂慶子さん扮する小松みゆきさん(魚沼出身)の、ベトナムで日本語教師として働き、認知症の母親との暮らしを書いたエッセイ『越後のBaちゃんベトナムへ行く』(角川文庫)の映画化でした。

その小松みゆきさんは今、ベトナムハノイ在住でご親戚ということです。昨年10月、ベトナム残留日本兵の家族による日本訪問番組の日本語版が来週放映というご案内です。遥かなる父の国へ~ベトナム残留日本兵家族の旅~」【BS1】4月15日(日)0:00~1:10(土曜日深夜)
http://www.nhk.or.jp/bs-blog/2000/293841.html