すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

ウソ改ざんがまかり通るアベ政権でよいの!?

2018年04月12日 | 日々思うこと

愛媛県今治市の加計学園の国家戦略特区の獣医学部新設計画で、4月10日の朝日新聞は「首相案件」記録文書のスクープ報道です。愛媛県や今治市の職員と加計学園幹部が官邸を訪問した201542日の面会記録が発覚、同日夕方の愛媛県中村知事は記者会見で、当時の柳瀬首相秘書官のこれは「首相案件」だという言葉を記録した文書の存在を認めたことに驚きです。

この記者会見はアベ首相にとっては致命的と誰もが受け止めたことでしょう。ところが昨11日の衆院算委員会で、自民党柴山議員の質問に首相は直接のコメントは避けつつ「私から指示を受けた方もいない」と建設計画への関与を否定です

ネトウヨから“女神”とあがめられる櫻井よしこ氏は、産経新聞で「国際情勢が激変する中で日本の政治家、政党はいつまで森友問題なのか、それよりも憲法改正や安全保障を矮小化することは国民への背信である」と力説です。

国民の間でも国会での森友・加計・日報問題の論戦よりも、北朝鮮の方が重要と受け止めている人たちが少なくありません。しかし、この5年間のアベ政権を振り返れば、改ざん・ねつ造は日常茶飯事で巧みに逃げ回ってきたことこそが国民への背信行為であるを見落としてはなりません。代議士が税金や国庫事業を私物化している事案が次々と発覚していることをこのまま放置してよいのでしょうか。

今日の午後は20度近い気温の中を能生地域まで所用で出かけ、そのまま上越市へと車を走らせました。桜はすでに散り、頚城の山々も残雪模様になり移りゆく季節を感じます。夕方近くに行きつけの喫茶店で友人Fさんと待ち合わせ、コーヒーをすすりながらわずか1時間ほどの政治談議で日没前に帰宅です。

明日も晴れ予報のようで、日本テレビ「金曜ロードSHOW!」では一週間前の高畑勲監督の訃報を受け、急きょ『火垂るの墓』を放映ですのでどうぞお見逃しなく。

※深夜のニュースで、愛媛県の担当者らと柳瀬元首相秘書官と面会した際の記録文書が、農水省でも発見されたことを日テレが伝えています。