すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

アベ政権の呆れる人権感覚

2018年04月24日 | 日々思うこと

昨日は上越へ、親戚のお通夜に出かけました。90歳を過ぎても新聞を読んでいたというおじいちゃん、人生を全うするという意味を考えました。深夜からシトシトの涙雨のようで、今朝も静かに降り続けて野菜や草花には嬉しい天の恵み雨です。

午後から市内の友人宅へ、お願いをしていた“3000万人署名”の回収に伺うことになり、近くの大和川地区の食事処「さくら」で遅い昼食です。お店では先客の女性たちが米山知事の辞職について、まるで評論家のように話し合っています。

今日のお店は大繁盛で閉店際に若い20代の作業着姿の5人の男性が入ってきて、オーナーが丁寧にお断りです。何でも栃木県から近くのS第2工場へ仕事に来たそうで、食事をする所がないということで結局受け入れることになりました。5人のリーダーと思しき若者が私と同席することになり、緊張して珍しいアオサ(海草)の天ぷらの写真も撮れず仕舞いでした。(笑)

北陸新幹線開通に伴いお店の周辺も整備され、道路沿いに植えられた八重桜は年々大きくなり、小雨の中で新緑とのコントラストが鮮やかです。

ところで週刊新潮の報道が発端となった福田財務事務次官のセクハラ問題、“女性活躍”を高く掲げるアベ政権の人権感覚に呆れてしまいます。さらに名乗り出たTV朝日の女性記者をまるで犯罪者扱いのようですが、TV朝日当局も問題を1年半も放置しており、財務事務次官の辞任を受けての公表というからこちらも呆れて言葉がありません。

そんなことで先月、前川喜平前文部科学事務次官の名古屋市の公立中学校での公開授業について、自民党の赤池誠章参院議員が文科省へその経緯などを照会をしたことが問題視されてました。さらに文科省と東宝がタイアップしたアニメ「ちびまる子ちゃん」も標的にされてしまい、何でも「友情に国境はない」という国際教育が気に入らないようで抗議をしていたというから、この先のアベ政権はいったいどうなるのかと呆れる昨今です。