すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

平成最後の戦没者追悼式と“奇跡の救助”

2018年08月15日 | 日々思うこと

朝9時にはすでに気温30度の厳しい残暑で、正午前にNHKで平成最後の政府主催の全国戦没者追悼式を視聴です。

正午の黙祷前のアベ首相は、「今日の平和と繁栄が、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、私たちは片時たりとも忘れない」と哀悼の意を表明です。しかし、「戦争の惨禍を二度と繰り返さない。争いの温床となるさまざまな課題に取り組む」と決意を述べながらも、6年連続でアジア諸国への加害責任や謝罪には今年も触れず、「不戦の誓い」の文言もありません。

来年4月の退位を控え、最後の戦没者追悼式参列となる天皇陛下は「戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ」と新たに述べられ、戦争について戦後70年の2015年から4年続けて「深い反省」との表現を用いて平和を祈る気持ちを示されました。 

このところ天の恵みで畑のバジルは元気に白い花を咲かせています。花が咲くと葉が堅くなってしまうので花の咲く前にどんどん摘心した方がよいのですが、コップにさして置くと根が出てくる生命力です。

山口県周防大島町で行方不明だった2才の男の子が3日ぶりに無事保護されるという“奇跡の救助”にビックリです。しかも大分県から来ていた78才の捜索ボランティアに発見されるという、日本中が嬉しいニュースに包まれた終戦の日です。

午後から雷雨の中を上越の娘家族がやって来て、墓参りの後にはにぎやかな夕食会です。今年は隣りの孫たちが遠出で不在ですが、小さな“マシンガントーク”は続き、この子らのために戦争への道は絶対に許してはならないと心新たにする平成最後の8月15日です。