すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

暦の上の“処暑”の酷暑と原発と

2018年08月23日 | 日々思うこと

今日は二十四節気の“処暑”(しょしょ)で暑さが和らぎ始めるというものの、県内の胎内市や三条市、上越大潟では40度を超える最高気温です。糸魚川の正午の気温が37.7度の只ならぬ暑さで、午後2時には38・7度アメダスのデータでは38.9度(14:03)という危険な暑さです。

駐車場の車のハンドルもアッチッチで素手では火傷をしそうです。こんな酷暑日は不要不急の外出はできるだけ控え、用を済ませて真っ直ぐ帰宅で、下の孫とオセロの第3戦です。暑さのせいにしてはならず、我ながら頭の回転が鈍ってしまい「悔しい~!」と言いながらの2連敗でしたが、今日は何とか挽回することができました。

国道姫川大橋の堤防沿いの東京発電(株)の姫七発電所からいつも大量の放水で、姫川本流は川の流れはほとんどありません。発電後のもったいない放水ですが、水利権などの難しい絡みがあるようで農業用水には使えないそうです。

困ったときは“お互いさま”で、東京電力HDと中部電力、日立製作所、東芝の4社が原子力事業の提携に向け覚書を締結し、新会社を4社で設立する動きに驚くばかりです。

また全国の原発のうち、東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型原発で2012年以降、燃料棒を束ねた燃料集合体を覆う金属カバーに欠損が相次ぎ判明です。原子力規制委員会は22日、6電力会社の使用済み燃料集合体計3万2434体で使われていたと公表で、東京電力が最多の1万9432体で、6社の計325体で欠損が生じていたそうです。各社の調べによると、製造時の溶接不良が原因で腐食しやすくなったとの見解で、“経年劣化”も無視できません。

台風20号の接近で南風が強くなって、明日の糸魚川は37度の予報で、“処暑”とは名ばかりの酷暑の一日の終わりです。