森友疑惑が晴れぬままの雪国新潟の春

今日は月曜日とあって本格的な新年度の始動です。朝から穏やかな天気に恵まれて、雪で半分枯れてしまったいくつかの鉢植えラベンダーの植え替えなどで“こま鼠”のように動き回りました。

首都圏のソメイヨシノはすでに満開を過ぎて散り始めているようですが、雪国新潟の桜はこのところの陽気で一気に開花です。孫たちの庭の桜は先週金曜日に枝の一部だけの開花でしたが、夕方5時を過ぎてリビングへ上がっていくと何とすべての枝が開花です。

今冬は野鳥に食べられて花芽が少ないと思っていただけに感激です。両親が亡くなり“記念樹”として裏の畑に植えた2本のソメイヨシノ、その1本は娘家族が家を建築することで5年前に伐採し、この1本は樹齢20年の大木になり感動もひとしおです。

午後から近くの郵便局へ出かけると目の前の八久保公園の桜も満開で、春爛漫の名所は身近な所にもたくさんです。夕方、所用で須沢地区の日頃あまり行かない細い路地に入って行くと、目の前に水仙やムスカリなど色鮮やかな植え込みが広がり、厳しい冬だっただけにお花さんたちもこの暖かさを待っていたかのようです。

31日書き込みの「戦争を伝えるNHKと満州・・・」、この特集ドラマ『どこにもない国・・・・・150万同胞を祖国へ』を視聴していた人たちが多かったようでコメントもいただきました。戦前、国策で満州へ渡った多くのたち、市内でも無事に戻って来られた人たちも少なくありませんが、満州（戦争）を語れる人は年々減少の一途です。

ところで共同通信が行った全国緊急世論調査では、森友学園問題で佐川氏の証人喚問に「納得できない」との回答が72.6％、決裁文書改ざん問題で「安倍首相に責任があると思う」は65.0％です。しかしアベ政権はこの証人喚問で幕引きを考えているようですが疑惑は晴れぬままです。

そんな中、古賀茂明氏はAERA連載『政官財の罪と罰』で、「安倍総理は国益を売る日朝首脳会談をやってはいけない！」と、元官僚だけに政治の裏を知り尽くした主張です。https://dot.asahi.com/dot/2018040100011.html?page=1

雪割草に会いに越後丘陵公園へ

今日からいよいよ新年度のスタートで、暖かな陽ざしの中を国営越後丘陵公園へ出かけて来ました。上越の孫のパパが休日出勤となり、娘と孫と上越 ＩＣ近くで合流し3人で長岡市へと向かいました。

広大な国営越後丘陵公園の面積は約400haで1998年に開園し、北陸地方で唯一の国営公園で四季を通していつも行ってみたいと思いながら初めの訪れです。ＨＰで園内の「雪割草群生地」が4月中旬からの予定が、雪解けが早くなったことで見て回れることが分かり、雪割草との出会いにウキウキです。

娘たち家族は何度か来ており、遊園地の方へと別行動で私は群生地へ・・・。“雪割草を増やそう”の登り旗は、お知り合いの南魚沼市在住の水彩画家の外山康雄さんの手によるもので、園内各所に掲げられた見慣れた絵に親しみを感じます。群生地まで山道を登ること10数分、所どころに大雪に耐え抜いた可憐な雪割草が点在です。

山中では多くの枝折れや倒木が目に入り、厳しかった今冬の大雪が伝わってきます。写真は長年の雪で少しづつ傾いてしまった大木と雪割草で、大自然との“根気比べ”のような雪国の春の訪れを満喫する一日でした。