青裸々日記 Aorara Diary

真面目で一生懸命な人に寄り添うブログです(^^/
あったかい未来が、きっと待っています。

雇い止めの話

2009年01月05日 19時41分14秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。


 日比谷に派遣の労働が行き渡らない方々が集まっている、という報道がされていますね。

 これに対して、インターネットや友人の声を拾うと、
 ・彼らの自己責任だ、甘えるな!
 ・負け組を大量生産した政治が悪い!
 ・勝手に人を集めて後は政府に丸投げだと、ふざけるな!
 ・憲法にもある生きる権利をどう思ってるんだ!
 ・弱者は彼らだけじゃない、彼らを救済する税金には、真面目に税金を払ってる低所得層のものも入っているんだぞ!
 ・結局、どんな社会なんだよこれ!
 …と、様々な意見が聞かれます。

 私自身、日雇い労働というものを経験しているので、
 正直なところ、私はどんな意見でもそれなりに納得できてしまいます。


 …ただし。
 同じ日本人である以上、「文句の言い合いで終わる」のだけはやめてくれと思います。
 政治を見れば「与党の無策だ、野党の失策だ」とやり合い、
 労働者同士でも、身分や環境によってわざわざ敵味方を作り、
 結局、前向きな結論を出そうとすることに労力を使っていないと思います。
 また、喧嘩みたいなことをしているうちは、
 まだ余裕はあっても危機感がないのかな、こんな印象を受けます。


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 私の経験で言えば、ある仕事をして心身共に完膚なきまで潰され、
 働く自信が全くなくなり、
 ニート寸前になりました。

 で、始めたのが日雇いの仕事でした。

 その時の気持ちを、つい昨日のことのように覚えています。


 「お願いします。お金が必要なんです。能力はありませんが、仕事を下さい!」


 もちろん、相手は派遣会社です。
 人間をまさに物のように扱う人も、はっきり言っていました。
 でも、初めて勤務をして、わずかながらもお金をもらった時、
 素直に嬉しい、すがすがしい気持ちになったことも事実です。


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 こんな話をなんで挟んだかというと、
 要は「歩み寄ってみてはいかがですか」と、私は思うからです。
 労働意欲がない人が集まっているわけではないだろうし、
 どの業種、どの企業もみんな人がいっぱいだ、なんてこともないと思います。


 私はドシロウトだし、無責任なことは申し上げられません。
 しかし、まだまだ工夫の余地はあるのではないか、
 そんな期待を持っているのも事実です。


 どちらの肩を持つつもりはありませんが、前向きなニュースが流れてくる日を待っています。

年賀状

2009年01月05日 19時11分49秒 | 雑感、雑記
 こんにちは。



 昨日がクリスマスカードだったので、
 きょうは、年賀状の話をしたいと思います。


 私は写真を撮るのが大好きなこともあり、
 ここ4年、ずっと「写真年賀状」にしています。
 それだけ力を入れて、もらった人が感動できるものを届けたいと思うのです。

 しかし、ある年に、年賀状の到着が遅れたことがありました。
 それて、「こんなに力を入れたのに!」と思ったんですよ。



 でもね、イライラしているうちに、
 相手が喜んでくれたかより、年賀状が来たかどうか、っていう考えになってしまえば、
 誰も幸せにならないんじゃないか
 こんな疑問が浮かんでくるわけです。
 ああ、手段と目的を履き違えているなって。


 年賀状に限らず、贈り物は、
 冷たい言い方をすれば本来は自分の勝手で出すものです。
 好意・善意の押し売りはいけないと知りながら、
 贈り物に力を入れた時ほど、それを忘れてしまう経験
 皆さんはありませんか?


 「無償の精神」は、言うのは簡単でも、実行するのは難しい、
 それが例え年賀状であっても忘れてはいけないと思います。

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