猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

ダイレクトに伝えることの大事さと難しさ

2017-01-27 20:33:30 | 日記
部下には、様々なことをダイレクトに伝えるようにしている。
私の座右の銘は 「コンセプトなくして成功なし」であり、そのため具体的な方法論ではなく、コンセプトに関するメッセージは毎日のようにださせていただいている。メッセージは私の仕事の都合もあり、夜から夜中にかけてメールで伝えることが多いために、部下の方はあまり嬉しい朝ではないはずである。

そうです。部下といっても、私が伝えてわかってくれそうな部下、仲間ですね、に伝えるわけですが・・・

私がコンセプトを伝えて、部下が具体的な方法論を考えて実現する。そして、効果を私が確認する。

このプロセスを続けることが大切であると考えています。そして、少しづつ私がコンセプトを伝えなくても部下が彼らの周りの部下にコンセプトを伝えることができる・・・これが成長になるわけである。

あと何年仕事ができるかわからない。周りから好かれる自分になるのではなく、好かれなくても私の熱い思いを継承してくれる部下を作りたい。

自分の姿を見せることができるようにです。


自分がどのくらい頑張れるか

2017-01-27 19:47:15 | 日記
仕事において、やりたいことがたくさんある。熱心に働くのは非常に好きである。でも、身体がついていない私がいる。
学生に、仕事仲間に、そして患者さんに 自分の弱さを見せずに仕事を遂行する。無理できない状態であることは自分自身で理解している。

自分が関わっていることのなかで、力を抜ける仕事は全くない。学生教育、研究、卒後教育、管理 と、全て大事である。いつまで頑張れるかわかりませんが、自分の思いを大切にしていきたいと思います。

さて、今から 京都府京丹後市網野町にある丹後ふるさと病院に行きます。この病院には月1回行かせていただき、施設のセラピストが難渋している症例の理学療法評価、理学療法を行なっています。また、私の臨床場面を患者さんに了解いただきながら、ビデオで撮影して後日に担当セラピストが再現してくれています。そのために、理学療法効果を認め、他施設で回復が難しいといわれていた患者さんも良くなられています。嬉しいことです。また、時に、外部からの見学者もあり、施設の方の心の広さも嬉しいところです。

真剣に身体が続く限り頑張りたいと思いますね。





この週末ですが・・・

2017-01-14 08:40:56 | 日記
この週末は、雪で心配ですが、皆さん お元気でしょうか? 特に受験生はお気をつけてください。

私は今から神奈川県にある鎌倉病院への見学、そして、夕方からは船橋市立リハビリテーション病院で動作分析の講演をさせていただきます。船橋市立リハビリテーション病院へは2回目になります。前回は体幹機能、今回は動作分析。熱く語りたいと思います。

日曜日は、セラピストフォーライフでの講演会を社会医学技術学院を会場にさせていただきます。関東地方では初めて、臨床動作促通法を皆さんに紹介します。私は評価ができないといけないと常に話しております。評価ができた上での理学療法です。今回は セラピストの手の使い方について実技だけで1日頑張ります。

皆さんの前で私の考えをお伝えできるのは幸せに思います。

1月塾 お世話になりました。

2017-01-10 22:59:05 | 日記
昨日の1月塾 多くの方にお集まりいただきありがとうございました。

皆さんからのアンケート結果を拝見しました。多くの方が喜んでいただき嬉しく思います。
しかし、ご不便をおかけしたところもあるかもしれません。

この1月塾は、皆さんへお年玉企画として、我々の講師料は取らずに、その代わりに参加費も安くすることで多くの皆さんに私達の思いが伝わるように努力させていただいております。会場設営、運営の方々も全員ボランティアでお願いしております。

我々は今年1年間で新しい知見を得ることで、その成果を来年の1月塾に反映させていただきたいと思います。

昨日の参加者からお礼のメールをいただき感謝いたします。そのなかに、養成校の学生さんからのメールがありました。それを読ませていただき、嬉しい気持ちとともに、学生さんからの正直な気持ちをお聞きして涙があふれてきました。

本当にありがとうございました。

今年もよろしくお願いします

2017-01-04 08:59:55 | 日記
みなさん、今年もよろしくお願いいたします。
昨年は、多くの皆さんの前で講演をさせていただきました。皆さんとの出会いに感謝しております。
また、研究の面でも新しいプロジェクトが進んでおります。脳研究者が多いなかで、私のように脊髄神経機能の研究は注目されないようにも思いますが、自分の研究が今後のリハビリテーションの発展に少なからず関われていると信じて頑張ります。体幹機能のような動作筋電図を用いての研究の患者さんへ応用できるように努力してまいりたいと考えております。
教育に関しては、自分の思いが学生に伝わっていないと感じることも多く、自らが方向転換しないといけないこともありました。しかし、常に熱く教育できるように努力したいと思います。

我々の研究成果を学会、論文として発表でき、また、講演会で多くのセラピストに披露できる
この生き方をきちんと守りたいと思います。

この生き方は、実は私の大学の先輩が、20歳代に「なぜ研究をするのか?」という私との会話のなかで教えてくれたことであります。「鈴木君、研究しないで知っていることを話すことは、単なる物知りである。物知りではなく、自らが成果をだして、それが患者さんのためになる研究をしなければいけない」
いまでも、その先輩に感謝しています。

昨年は、忘れられないほどの辛いことも経験し、精神的には常に沈んでいる状態でもあります。これは死ぬまで思い続けるのであろうと覚悟しています。

このような私ですが、できるだけ頑張っていきます。よろしくお願いいたします。