患者さんの理学療法をさせていただくなかで、この年齢になっても未だに悩みながら対応しています。姿勢、動作を観察するなかで、なにが問題かを解剖学、運動学の観点から紐解くわけであり、この基本的なことができていることが非常に重要であるわけです。
私のような養成校の教員は、臨床家としても周りの方々を指導できるかが重要に感じます。なぜならば、私も含めて養成校の教員は、理学療法士として頑張りたいと思って理学療法士の免許を取得したわけですから、理学療法士として周りの方々にどのように見られているか非常に重要になります。
簡単に言えば、自分の評価、理学療法で患者さんの動作などが改善することができるかです。
これは、どんな立場の理学療法士でも大切ですが、私のような教員は常に心のなかにおいておくべきと思います。