現在、3年生は、臨床評価実習と理学療法臨床実習Ⅰという11週間の臨床実習を終了し、次の臨床実習である4月までの間に学内で再教育しています。そのなかで、臨床実習で良くつかう間違った表現に対して指摘しています。
例えば、
1 歩行の立脚期で体幹が崩れる。・・・「崩れる」という表現は運動学の表現ではありませんね。体幹側屈ですね。
2 体幹・骨盤周囲が不安定であるために、肩甲帯を挙上させて安定させる。・・・・・肩甲骨が挙上しても運動学的には体幹の安定になりません。
3 T字杖歩行で麻痺側足部の連合反応がみられる症例に連合反応だけで解釈していては解決になりません。・・・しっかり運動学で表現してほしいです。病的共同運動パターンも同じです。
4 私はよく理解してませんが、片麻痺患者の筋緊張異常で過緊張、高緊張のような表現を用います。・・・・セラピストだけがわかる表現はやめましょう。
臨床実習で教わった内容は学生にとって強烈なようです。教員は、臨床実習で学生が指導いただいた内容を点検する必要があります。臨床実習指導者の先生方はきちんと理解しており、学生に簡単にわからせるように表現しているものと思いますが、学生たちがそのところをわからせることも大切です。
でも、セラピストだけが通用する表現はそろそろやめたほうが良いと思いますよ。
例えば、
1 歩行の立脚期で体幹が崩れる。・・・「崩れる」という表現は運動学の表現ではありませんね。体幹側屈ですね。
2 体幹・骨盤周囲が不安定であるために、肩甲帯を挙上させて安定させる。・・・・・肩甲骨が挙上しても運動学的には体幹の安定になりません。
3 T字杖歩行で麻痺側足部の連合反応がみられる症例に連合反応だけで解釈していては解決になりません。・・・しっかり運動学で表現してほしいです。病的共同運動パターンも同じです。
4 私はよく理解してませんが、片麻痺患者の筋緊張異常で過緊張、高緊張のような表現を用います。・・・・セラピストだけがわかる表現はやめましょう。
臨床実習で教わった内容は学生にとって強烈なようです。教員は、臨床実習で学生が指導いただいた内容を点検する必要があります。臨床実習指導者の先生方はきちんと理解しており、学生に簡単にわからせるように表現しているものと思いますが、学生たちがそのところをわからせることも大切です。
でも、セラピストだけが通用する表現はそろそろやめたほうが良いと思いますよ。