雑誌「理学療法」に「筋機能障害の理学療法評価」に関する内容の論文を書かせていただきました。この雑誌には大変恩を感じています。何十年も前、私の論文がある雑誌にリジェクションされました。その内容は、今では常識になっていますが、「脳血管障害片麻痺患者の非麻痺側上肢の脊髄運動神経機能は正常ではない」という内容です。その当時、麻痺をしていない手足は正常であるということが常識でしたので、ある雑誌は私の論文には編集委員会でリジェクションされ、ある先生からは「鈴木先生 おかしくなったのでは?」とまで言われました。
その時、唯一、査読をしていただき、採用していただいたのが、雑誌「理学療法」です。
今回、恩返しのつもりで書かせていただきました。今回のメッセージは、「様々な疾患の筋機能障害は筋力低下である」という内容です。神経疾患の理学療法を専門にしている私は、「神経疾患の筋の異常は筋緊張検査で判定する」と言っています。しかし、私の意見には反対に「神経疾患の筋の異常は筋力検査で判断する」と言われている先生方も多いです。話は全く平行線になっています。私は、決して、神経疾患の筋には筋力低下がないと言っているのではございません。そこで、それならば、様々な疾患の筋機能障害は筋力低下であるを前提にして、話を進めています。ここからは是非、お読みいただけましたら幸いです。
その時、唯一、査読をしていただき、採用していただいたのが、雑誌「理学療法」です。
今回、恩返しのつもりで書かせていただきました。今回のメッセージは、「様々な疾患の筋機能障害は筋力低下である」という内容です。神経疾患の理学療法を専門にしている私は、「神経疾患の筋の異常は筋緊張検査で判定する」と言っています。しかし、私の意見には反対に「神経疾患の筋の異常は筋力検査で判断する」と言われている先生方も多いです。話は全く平行線になっています。私は、決して、神経疾患の筋には筋力低下がないと言っているのではございません。そこで、それならば、様々な疾患の筋機能障害は筋力低下であるを前提にして、話を進めています。ここからは是非、お読みいただけましたら幸いです。